この記事では自分軸と他人軸の違いや、自分軸で生きられるようになる簡単なステップ、自分軸で片付けられるようになる方法をご紹介します。
「片付けられない」「捨てられない」のは自分軸で考える思考ができているかどうかで、片付けの問題に密接につながっています。
「捨てたい」と思ってたはずなのに手が止まることがあるのは、
家族や周りの目を気にしたり、自分がこんなことしたらどう思われるか、という他人軸の考え方を無意識のうちにしてしまっていることが原因です。
自分軸で考えるのが苦手な人は
・片付けが苦手
・モノを捨てるのが苦手
・自分にとって使いやすい収納が作れない
・部屋の雰囲気がイケてない
自分軸で生きられるようになると、片付けも自然にできるようになります。
自分軸というのは簡単に言うと
自分がどうしたいか? とか自分の本音・欲求・信念のことです。
これを読んでいる人は片付けをしたい と本気で思っているはずなので、
片付けてスッキリしたい という欲求が自分軸にある証拠でもあります。
手が止まるのはこれが原因! ➡︎ 片付けの最中に自分軸と他人軸が行ったりきたり
「片付けてスッキリしたい」 という欲求が自分軸にあり、
部屋をスッキリさせたいからものを捨てたい
でも、捨てたいと思ってたはずなのに手が止まることがありますよね。
これは もったいないなぁ、高かったしなぁ、こんなの知ったらお母さんが怒るだろうなぁ、 というような
潜在意識の中で何か引っかかる思いがあるから行動が止まります。
自分が部屋をスッキリさせたいと思っているのに
自分の本音以外を優先させて行動できない
つまり自分軸はあるけど自分軸で行動ができていないということです。
もっと深く掘っていくと、
これは小さい頃からの親の影響や思い込み、
劣等感や罪悪感とも深く結びついて行動しない ということを選んでいます。
シンプルに言うと
・自分軸で行動しようと思っても、自分軸が負けちゃっている
・自分の本音より、何か別のことを優先するべきと思っちゃっている
だから捨てられないわけです。
例えば収納する時も同じことが言えます。
片付けの苦手な人は
・雑誌・SNSのキレイな収納を意識しすぎたり
・収納とはこういうものだろう という世の中の当たり前に囚われすぎています
自分の行動しやすさが後回しになっている人が実はとても多いのです。
どんな動作は軽くできてどんな負担を自分は嫌うか。
これは人によってすごく違うもの。
自分にとって本当に楽と感じることは何か?
嫌なことは何か? をちゃんと考えられる自分軸が必要なんですね。
せっかく頑張っていても、
「みんなができることが自分にはできない私ってダメだわ」
と自分のダメ出しに繋がるだけで終わってしまう。
モノを取り入れるときも同じことが言えます。
・部屋をオシャレにしたいけど、コレ選んで他人に変と思われないかしら?
・コレ部屋に飾りたいけどお金がかかるからやめておこう
これは、いつも自分の本音を抑えていて自分軸で考えられていない
つまり →他人軸 で考えているんです。
他人軸だと、結局どうでもいいものに囲まれたどうでもいいお部屋のまま
になってしまいます。
他人軸とは
・人にどう思われるか
・親が喜ぶから
・誘われたから行こう
など 自分は本当は望んでないけど自分以外の何かの影響で選択・行動してしまうこと。
100%自分の思いに合わせるのは難しい。でも逆に100%に近いくらい他人に合わせることはできてしまう。
しかも多くの人は毎日を無意識で他人軸で行動しています。
自分軸で生きられるようになる方法3つのステップ
ステップ1 自分が本当はどうしたいのか? 何が心地いいのか? を自分に聞いてみる
親が選んだことに従ってきてやってきたり
誰かに気に入られるように嫌われないように言動を選んできた人なら
もう自分で選ばないことに慣れてしまい
自分の好きなことや今やりたいことが何なのかを考えたことがないのかもしれません。
「どうせ考えても無駄だから」 と自分の心にフタをしてしまっているかもしれません。
もしかすると本当の自分を見つけてしまったら、人に嫌われるかも、と怖くなるかもしれませんものね。
でも必ずしもやらなくてもいいのです。
ステップ2 自分の本音を客観的に感じるだけでいい
1つ目のステップで本音が少し出てきました。
「あー、そうだったんだね」と客観的に自分に寄り添う言葉を自分にかけてあげる。
ここで大事なのは
出てきた思いを正しいかどうかでジャッジしないようにする です。
出てきた答えにいろんな声をかけたくなるかもしれません。
例えば、
・そんなこと考えてどうするの?
・どうせ考えても無駄だよ
・その思いを実行するのって大変だよ
・やるなら早くやらなきゃダメだよ
とかをグッと抑えます。
自分を否定したり追い詰めたりする声かけをしないように気を付ける。
でないと せっかく出てきた本音が引っ込んでしまうから。
ただただシンプルに
「そんな考えを持っているんだ」と客観的に感じる。
「そうか、いつかできたらいいね」と味方になる。
「応援してるからね」と優しく声をかける。
こんな風に、
感じることを繰り返していると自分の軸がハッキリ見えてきて軸が強くなってきます
失敗するかも、嫌われるかも、と考えずに
ただ自分に聞いてあげることを何度も何度も練習してみればいいのです。
ステップ3 自分の小さな本音をかなえるチャレンジをしてみる
まずは、自分の小さな本音を叶えるチャレンジをします。
とーーーーーーっても簡単!
いつも買っている68円のチョコレートを、前から買ってみたかった98円のチョコレートを買ってみる。
わずか30円差ですが、人によってはおやつの30円アップは罪悪感を伴うかもしれません。
大事なのはこれに関してもジャッジしない。チャレンジできたことを褒める。
こんな小さなことで自分軸が変わるのか? と思いますよね。
ほど遠いなぁと思っても、逆にこのくらい小さなことがチャレンジできなければ
大きな目標である 自分軸で生きる は永久に変わりません。
必ずチャレンジには痛みを伴いますが
「千里の道も一歩から」 「0(ゼロ)から一(イチ)」です。
小さな本音を叶える練習。
いつも高いチョコを買う必要はないけれど、
小さな積み重ねをしていき、小さな痛みを何度も経験する。
→痛いけど大丈夫なんだと思いこむ。
→勇気も育っていく。
→少しずつ自信がついてきて
やがて人生を左右するような大きな選択や決断もできるようになっていきます。
自分軸でお部屋も人生も変えてみよう <実践編>
これからちょっと気合を入れて自分軸でお部屋も人生も変えてみよう、と思ったら
「ちゃんと自分の本音を優先していいんだよって自分に言ってあげる」
・片付けをするとき
・ものを捨てるとき
・部屋を整えるとき
「ちゃんと自分の本音を言ってもいいんだよ」と自分に言ってあげる。
自分が自分に許可をしてあげることがとっても大切。
これができないと、
せっかく片付けや収納の勉強をしても、行動できなかったり苦しいまま。
例えば収納の先生に収納を整えてもらった場合
→ホントは自分がそれを使うとしんどい感じがする
→そう考える自分がダメと考えてしまう
→お金も払ったし先生が正しいので頑張るしかない と苦しくなってる
これは収納の先生が悪いわけでも自分が悪いわけでもない ➡︎ ただ自分軸で考えられていないだけ
・自分の好きと言う気持ち
・嫌いという気持ち
・楽という気持ち
・しんどいという気持ち
これをちゃんと自分の本音を聞いてあげてください!
「自分の本音を叶えていい」と 自分が自分に許可を与える
そうすると少しずつ自分軸の行動ができてきます。
するとお部屋だけでなく人生もみるみる変わっていきます。
「片付けられない」「捨てられない」は自分軸があるかどうかで決まる <まとめ>
「片付けられない」「捨てられない」のは自分軸で考える思考ができているかどうかによります。
「捨てたい」と思ってたはずなのに手が止まることがあるのは、
家族や周りの目を気にしたり、自分がこんなことしたらどう思われるか、という他人軸の考え方を無意識のうちにしてしまっていることが原因です。
自分軸で生きられるようになると、片付けも自然にできるようになります。
自分軸で生きられるようになるステップは3つあり、
1、自分の本音を聞く
2、自分の本音で出てきたことを感じ、自分が味方になり、決してジャッジしない
3、本音を叶える小さな体験を積み重ねていく
こうすることで自分軸がハッキリしてきて、やがて大きな決断もできるようになります。
片付けも全く同じで、自分の本音を大事にし、自分の本音を優先させる。
自分の 好きという気持ち・嫌いという気持ち・楽という気持ち・しんどいという気持ちを 素直に受け入れる。
「自分の本音を叶えていい」と 自分が自分に許可を与える
そうすると少しずつ自分軸の行動ができて、自分軸で生きられるようになっていきます。
今回の記事は心理カウンセラーのおむらちもさんの教えを基にまとめました。
おむらちも さんは、私の大好きな心理カウンセラーのお一人で、
苦手な片付けが好きになる思考法や女性が幸せ体質になれる心のお話をYouTubeでお話しされています。
もっと詳しい内容をご覧になりたい方は、是非おむらちも さんの動画もご覧くださいね。