片付けによって運気が上がる人・上がらない人

金運・運気アップ

前回のブログで片付けによって運気が上がる方法を具体的にご紹介しました。

運気を上げるために片付けをしたら、必ず何らかの効果が欲しいですよね。そして効果が出たらそれをずーっとキープできるようにしたいものです。

しかし悲しいかな、どれをやっても運気が上がる人と上がらない人がいる、というのも事実です。

例えば、一所懸命頑張ってるのになかなかお金が回らない、とか なかなか良いご縁に恵まれない、という場合がそれに当たります。

せっかく片付けたのに何も変化を実感できなければ、「な〜んだ、効果ないじゃない!」と片付けも面倒になって、また元の汚部屋にリバウンドしてしまうかもしれません。

どんなに部屋をキレイに片付けても、運気が上がらないのは何かが間違っているのかもしれません。効果が出てくるのは時期的にまだまだ先なのかもしれません。

運気が上がらないのは自分の言動や行動のせい

と世の成功者の方たちは言います。

そうか、部屋じゃなくて自分自身の問題かもしれない・・・。

片付けより先に、自分の日々の思考と言葉を見直し、心を整理して自分の言動や行動を確認することの方が大事なのかもしれません。

確認するためにはどうしたら良いか、色々調べてみました。

すると、「徳」 という思考に辿りつきました。

「徳」は日常会話でも良く聞く言葉ですよね。「あの人は人徳があるよね。」とか「不徳の致すところです。」とか。

「徳」についてちゃんと調べてみると奥が深くてびっくり!

でもここではそんなに難しく考えず、徳=得=ポイント と思って最後まで読んでいただけると嬉しいです。

今回は片付けよりも重要かもしれないと思う「徳の思考と言葉」について深掘りし、部屋と同様、自分の心の中も一緒にキレイに掃除したいと思います。

これを読むことで自分の言動や行動で見直すべきものが見つかるかもしれません。

自分の大事な覚書きとして、ここに記しておきたいと思います。




徳を積んでポイントを貯めると運気が上がる

お買い物のポイントカードのように、運も徳を積めばどんどん上がります。

徳を積むと見えない世界に貯金され、自分が何かチャレンジするときには応援してくれたり、困っているときには助けてくれます。

しかし調べていくと、気をつけないといけないことも見つかりました。

お買い物のポイントカードは、ポイントの点数により交換できる商品が変わってくるのは周知の通りです。

自分が欲しい物の分だけポイントを貯めたら、そのカタログ商品と交換できるよう自分で選ぶことができます。

でも、徳のポイントの場合はどれだけ貯まっているのかも見えないし、何と交換できるかも見えません。見えない世界ですから当然といえば当然ですが(笑)

しかも自分の言動や行動によって知らないうちに徳のポイントは増えたり減ったりしてしまうみたいなんです。

もちろん原因の全ては自分にあります。

例えば、一つ良いことをしてポイントが貯まっても、一つ愚痴を言ったらポイントは帳消しにされてしまいます。

また、良い事をしてポイントが返ってくる時はどんな形で返ってくるのかも分かりません。

「最近なんかついてるな。」と思ったら、それは徳が消費された証かもしれません。

また、良いことが起こって楽しみすぎたり喜びすぎたりするのも徳が消費されていくみたいです。

いつどの位ポイントが貯まって、いつどんな良いことが起こるのかは私たちには全く分からないのが難しいところです。




徳を積んでポイントを貯めると、どんなふうに効果が出るの?

徳を積むと有形無形の2つの形で効果が出ると言います。

有形の場合

・お金や人脈に恵まれる

・健康になる

・仕事が成功する

・物をもらったり奢ってもらえる

無形の場合

・幸福感を得られる

・いいご縁に恵まれる

・チャンスがくる

・才能が開花する

・天命・使命に気付く

こんな感じです。

陰徳のポイントを積むと何倍も貯まって更に運気が上がる

徳には陰徳と陽徳の2つに分かれます。

陰徳と陽徳の違いは「見返りを求めるかどうか」です。

・陽徳:人に見せてアピールしながら行う善い事

・陰徳:人に見られないようこっそり行う善い事

当然、陰徳の方がポイントが高くなります。

その人から目の前で褒められるより「あの人が貴方のこと褒めてたよ。」と言われた方が、嬉しいし、その人を更に好きになりますよね。(褒めてた人は間違いなく陰徳が貯まっています)

例えばこんな例、

家族の見ていないところで靴磨きをすると、徳が貯まります。

文字の通り、誰も見ていない陰で行うのでこれは「陰徳」となります。

でも、靴磨きをしたことを後で「靴磨いておいたよ。」と言ったり、これを家族が見ている前でやったりすると、「陰徳」ではなくなり「陽徳」になってしまいます。

なぜなら靴を磨いたことに対して、家族が「ありがとう」と褒めてくれるかもしれません。褒められたり認められたりするとポイントがご褒美として与えられ消費してしまうんです。

褒められるのは嬉しいし、良いことなんですが、せっかくポイントは貯まっても、「褒められた」「嬉しい」というご褒美にポイントが変換され、減ってしまいます。もしそれで自分が満足すればそれはそれでいいと思います。

でもポイントはなるべく沢山貯めて、もっと別のことで大きく使いたい場合は、誰にも知られることなく密かにするべきです。

買い物のポイントも、高価な物と交換したければすぐには交換せず、沢山ポイントを貯めますよね。それと同じです。

他の例を挙げてみますね。

「バスや電車の中で妊婦さんやお年寄りに席を譲る」

これは積極的な行動なので陽徳に当たります。

譲りたい人に向かって「どうぞ」と言ったら「ありがとうございます」とご褒美がすぐ来てしまいますよね。徳に関して言えば差し引きゼロ?かどうかは分かりませんがお礼のご褒美としてマイナスされるのは事実です。

積極的に席を譲るのではなく、最初から座らなければ、結果的に妊婦さんやお年寄りが座れるので陰徳になります。

単に陰徳は「人目に触れずにいいことをする」と思っていましたが

深掘りしていくと、

積極的にプラスのことをするのではなく、マイナスのことをしないことにより結果としてプラスになることを行う

というのが陰徳の本来の意味のようです。(愛知学院大学准教授の「和楽」より参照)

それと、陽徳は一代限りの恩恵しか受けられませんが、陰徳は孫の代まで引き継がれる、とのことです。

つまり陽徳は、善い行いの後に自己満足を得られたり周りからも褒められます。

それに対し陰徳は、見返りを期待しない密かな行いなのでその時は誰からも賞賛は受けられません。でも、自分と自分の孫の代まで「徳」の貯金ができるということです。(セレンディピティの記事より参照)

これはyumeriの想像ですが、「この人は生まれながらに恵まれているな」と思える人に時折出会いますが、それはもしかするとその人のご両親やおじいちゃんおばあちゃんの貯めた陰徳の恩恵を頂いているかもしれませんね。

徳には3種類(人徳・地徳・天徳)ある

先ほど、靴磨きの例を挙げましたが

目の前の家族が喜んでくれた場合は人徳と言うそうです。

外にゴミが落ちていてそれを拾ってゴミ箱に捨てたり持ち帰った場合。これは家の周りや地域の人の役に立ったということで地徳というのだそうです。

伊勢神宮や出雲大社を掃除した場合。日本を象徴する神社が綺麗になったことで、そこに来る方や世の中のお役に立つので天徳というそうです。

  • 天徳:日本のため、世の中のため
  • 地徳:地域や業界のため
  • 人徳:人のため

このように調べてみると、徳には3種類があり、

同じ行いでも、人徳、地徳、天徳とステージが上がるほど喜ぶ人が増えるので「徳を積む量」がグンと増えるらしいです。

だからと言って、ステージの高い天徳だけをやればいいわけではなく、3つともバランスよくやるのがいいみたいです。

(牛窪俊浩さんの「仕事の秘訣」を参照)




日常で陰徳を積む簡単な方法

私たちは、毎日喜怒哀楽があるので、生きているだけで徳を消費しています。

陰徳を積んでポイントを沢山貯めるには、普段から徳を貯める働き方、生き方が大切になります。

今すぐできる陰徳を積む方法としては、誰にも知られないよう、寄付や募金をしたり、神社にお玉串料をお布施したりすると良いそうです。(これはわざわざやらないといけないのでポイントも高いと思います)

でも日常生活でも意識すれば簡単に貯められそうなことも沢山見つかりましたので、ここにリストしておきます。yumeriもできそうなものからやっていきたいと思います。

・大切な家族や友人の幸せを心から祈る

・会社や自宅で笑顔で接する

・会社や自宅の掃除をする

・汚れている場所をキレイにする

・誰にも見られない所でゴミを拾う

・誰も見ていない所でトイレ掃除をする

・始業開始前に働く

・給料以上に働く

・日々、同僚よりも多く働く

・仕事で関わる人を、自分の大切な人と同じように、思いやりの気持ちを持って接する

・できないかもしれないと思ったことでも、与えられた仕事や役割は精一杯行う

・他人の善行を認める・褒める

・家族に感謝の気持ちを持ち、毎日笑顔で挨拶をする

・「ありがとう」「嬉しい」など相手が喜ぶと思う言葉を選んで使う

・自分が今持っているモノを大切に扱う

・辛い思いをしている人には、優しい言葉をかける

・悩みがある人の話を気が済むまで聞いてあげる

・嫌な思いをしても許す心が大切

・失敗した人に寛容でいる

・時間を大切に使う

・約束を必ず守る

・毎日お風呂に入り、心と体を清潔に保つ

・自分が得られなくても、先に相手に与える

・正直、素直であるように努める

・この世に生を受けた事に感謝する

・恩を忘れない

・SNSで人にイイネを与える

・SNSで有益な情報をリツイートする

・SNSで人を応援する

・天国言葉(ついてる・嬉しい・楽しい・感謝してます・ありがとう・許します)を言う

これは斎藤ひとりさんの言葉で有名ですね。




徳を消費してしまうであろう行為・言動

・嘘をつく

・人を騙す

・人を睨みつける

・相手から奪おうとする

・陰口を言う

・人に意地悪をする

・相手の心を傷つける

・ゴミを放置する

・自分だけいい思いをする

・自分だけ楽をする

・自分を大切に扱わない

・地獄言葉(愚痴・不平不満・泣き言・悪口・文句)を言う

・弱音を吐く

・疲れた、面倒くさい、と言う

・何でも人のせいにする

・言い訳をする

yumeriも思いついたものを書き加えましたがまだまだありそうですね。




地獄言葉を言ってしまった時の対処法

私たちは人間ですから、どうしてもネガティブなことや地獄言葉をついつい言ってしまうことがありますよね。

でも大丈夫! これも対処法をちゃんと調べました。

斎藤ひとりさんが尊敬されている小林正観さんからの知恵です。

地獄言葉(愚痴・不平不満・泣き言・悪口・文句)をつい言ってしまった時は、

今のは無し無し!間違いです!」と言って取り消すといいそうです。そうするとマイナスされないみたいですよ。

取り消す方法があったなんてびっくり! なんか嬉しいですよね!

それから、「疲れた〜」と言う代わりに「よく頑張った〜!

「面倒くさい」と言いそうになったら3秒以内に「よし、やろう!

困った時は「大丈夫!上手くいく!」「これで良くなる、だから良くなる、さらに良くなる

焦った時は「ゆっくり、ゆっくり」「落ち着こう

悲しい時や辛い時に、楽しくなくても声を出して笑えばホントに楽しくなってくる、と聞いたことがあります。病院でも「笑いセラピー」として免疫力をアップさせているそうですね。大声で笑うと脳の前頭葉が刺激されてNK細胞をひときわ活性化させる効果があるみたいです。

言霊(ことだま)には不思議な力があるとyumeriは信じています。

いい言葉を沢山言って、毎日明るく過ごしたいものですね!




陰徳を知ってこれだけは覚えておきたいこと

・自分の利益のためではなく、他人の利益のため、そして、他人を喜ばすために行動する。

・せっかく貯めた徳は悪い行動をする度、悪い考えを思い巡らすたびに減っていく。

・陽徳は一代限り。陰徳は孫の代まで「徳」の貯金が引き継がれる。

陰徳を積む方法を実践すれば、きっと運気が上がること間違い無しですね!

そして何よりも自分自身の心が豊かになり自分のことがもっともっと好きになりそうですね!

自分の未来のためにも自分の子孫のためにも、決して見返りを期待せず、コツコツポイントを貯めたいものです。

yumeriはひとまず言葉遣いに注意しようと思います。

 

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