ウチ、断捨離しました【感想・内容】シングルマザー涙の断捨離!脱!帰りたくない家11月23日放送分

メディア・断捨離

いやーー、とってもステキなシングルマザーでした!
4人のお子さんに心から慕われ、頑張るお母さんを誰もが応援。
友達が困っていると放っておけず出来る限りのことをしてあげたい奈央さん。
こんなシングルマザーの涙の断捨離ストーリーです。

シングルマザーは忙しすぎて整理整頓する暇ないでしょうし、
あったとしても物の移動だけで
捨てる決断するのはきついですよね。

家の中がごちゃごちゃしてたら
誰だって家に帰りたくなくなります。

ましてや自分の部屋にお母さんの荷物があったら
邪魔だしうんざりしますよね。

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シングルマザーが仕事に追われながら断捨離していく方法が見られました。




脱!帰りたくない家 「ウチ、断捨離しました」

放送の「ウチ、“断捨離”しました!」は

福岡太宰府天満宮のおひざ元にお住まいの
シングルマザー奈央さん(41歳)一家のお話でした。

迎えてくれたのは奈央さんと長男の聖希(いぶき)くん(17歳)。

玄関を上がるとすぐにリビング。

物が多い印象ではありませんが、椅子の背に洋服がかかっていたり、
サイドテーブルの上には物が散らかったままになっていたり、
床にも物が詰め込まれた袋が雑然と置きっぱなしになっています。

家は3階建ての4LDKで2年前にローンを組んで購入。

階段を上って行くと階段のステップごとの右端に物が積まれています。
階段が物置き?状態です。

上りきった所にドアがありますが荷物や引き出し式の4段プラスチックケースが置かれ、開かずの間と化しています。

隣がお風呂場なので、部屋にはそこから入るそう。

3階はベッドルームのはずが、エアコンがないので
2階のエアコンのある部屋に家族5人で寝ています。

長女響稀(ひびき)さん(高校3年生18歳)の部屋は
とてもきれいに片付いているのですが、
なんとお母さんの奈央さんが占領

奈央さんは食品会社に勤務し、
その合間を縫って投資など金融関係の勉強をしています。
夜は金融セミナーをするなど馬車馬のように働いています

自分の部屋を明け渡したひびきさんは
近くのコミュニティーセンターに行って受験勉強をします。
家が汚な過ぎて集中できないので
あまり家には帰りたくはないのだそう。

実は奈央さんはうつ病になったことがあり、
ご主人との関係が良くない時には
自殺を考えたこともあったそうです。

ご主人と別れてからは、うつ病が治りましたが
今度は4人の子育てに追われます。
仕事に追われて片づける時間もなく、
家の中はグチャグチャ状態。

だから子供たちが「帰りたくない」「汚すぎるから」となってしまったんですね。
奈央さんは、こんな我が家を何とかしたいと、
やましたさんに助けを求めます。

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とにかく、ものすごい物の量です!

本当に片付くのか視聴者の私が心配です。

 



やましたさんが奈央さんのウチにやってきた!(1日目)

やましたさんは家の中を一通り見ながら所々でため息が漏れます。

奈央さんに質問を投げかけます。

今の家に帰ってきてホッとする? 家の役割は?
今このありさまをどう思っている?

「居心地が良くない。家に居るのが好きじゃない。」と奈央さん。

奈央さんが意外にあっけらかんとして
他人事のように見えたやましたさん、
奈央さんにを入れます!

「そんなレベルじゃない、もっと重篤(じゅうとく)なの。
このまま放置したらどうなるか。

これ、ウチじゃない。ウチって住まいってことだよね?

ねぎらわれたり、癒されたり、元気になったりするのがウチ
ここは入った途端、それが逆に起きるからウチではない!

そこで今回の断捨離は

家族みんなが安らげる家

が目標になりました。

《断捨離スタート》

まずは家族が集うダイニングキッチンから断捨離が始まりました。

気持ちが圧迫する部分は棚の上。
そこには収納ケースがいくつも積み上げられています。

「収納グッズが多すぎる。プラスチックコンテナ地獄!になってる」
とやましたさん。

なんと収納ケースはおよそ20個もありました。

これら全部を下ろしただけで、圧迫感がなくなりましたよ。

次に収納ケースの中を見ていきます。

韓国料理用の器、和食用の竹かご、家族人数分の小鍋、お菓子作りの道具

実は奈央さん、お料理が大好きなんです。
地元のレシピコンテストで最優秀賞を獲得したほど。すごいですね〜♪

今は手の込んだ料理を作る暇はないと、断腸の思いで処分しました。
奈央さんカッコいい!

奈央さんがどんどん捨てていく様子を見て、やました さんがつぶやきます。

夢があったんだね。ああしたい、こうしたい、って。

やりたいのにできてない。好きだけどできない。手放さなきゃいけない。辛い、なんでできていないんだろう。やりたいのに。

と奈央さん涙ながらに話します。

今のいっぱい いっぱいを断捨離したら
やりたいと思ってたことができる!!

とやましたさん。

子供たちのためにあれもこれもやりたい。でもそれをやる余裕が今はない。

奈央さんにとってこの断捨離は
好きなものといったん別れ、
現実と向き合わなければならない辛いことでした。

その様子を見ていた子供たちは自ら断捨離を手伝い始めました。

ひびきさんが学校から帰るとダイニングキッチンを見て一言!
「すご〜い!そんなに物が捨てられるんだ」と驚いた様子です。

ここでやましたさんとはいったんお別れ。
(1ヶ月後にやましたさんは再びやってきます)

あとは家族みんなで分担することになりました。

しかしこのあと、予想を裏切る展開になりました。

断捨離開始から2日後 お金か?時間か?

朝、番組スタッフが訪ねると、
お母さんとひびきさんが何やらもめていました。

お母さんとひびきさんが一緒に断捨離をするはずが
お母さんの帰宅が遅くなり出来なかったようです。

結局、奈央さんが一人でやることに・・・

プラスチックケース引き出しの中を整理していると
交通事故に遭った友達から電話が入ります。
保険のことを聞きたいと今から来るそうです。

番組スタッフが『保険もやっているんですか?』と聞くと

「人の役に立つことが好きだから・・・
色んな知識が身について・・・」

奈央さんは困っている友達を放っておけないタイプです。
いつも相談されたりすることが多い、
と息子の聖希(いぶき)くんがスタッフに言っていました。

そして友達に昼食(スパゲッティ)を作って振る舞い、
保険の相談は午後まで続きました。

自分のことは後回し。
そんなお人好しのお陰で断捨離は殆ど進まず。
そしてこの日の夜も投資の講義を聞きに出かけました。
少しでも稼がなければと奈央さんは必死です。

日にちは変わり・・・

この日は1日断捨離と向き合おうと決めた奈央さん。
友達も次々に来てくれて子供服の仕分けを手伝ってくれました。

奈央さん、子供たちの世話で作業がストップすることもしばしばです。

奈央さんには妹さんがいます。お母さんのしつけが厳しく、
小さい頃から片付けは出来ていて
しっかり者のお姉さんだったそうです。
「片付けなさい」って言われたことがないみたい。

お料理が好きなのもお母さんの影響です。
奈央さんはお母さんのようになるのが夢でした。
それが出来ないのはシングルマザーとなった今の現実。

「もともと料理はやっていたから
それがどんどん削られて行くのは辛い。」と奈央さん。

この日も夕方から奈央さんは仕事へ行きました。
子供たちの夕飯は出かける前におでんをセットしてありました。
習い事を終えて子供たちが帰宅。
週に半分は子供たちだけで夕飯を囲みます。



ママが必要 子供たちの本音

この夕飯時に番組スタッフが子供たちに話を聞くと
次女ちゃんはママにもっと家にいて欲しいと言っていました。
いぶき君が以前お母さんに妹たちのために家に居てあげて、
と言っても『居たくても忙しいからいられない』と言われ、
それ以来言うのをやめたそうです。
いぶき君、お母さん思いですよね。

この日、ひびきさんがお母さんに
妹がママに家にいてほしいということを伝えました。
お母さんは他人事のように聞き流します。
心の中では そんなの分かってる!と言ってる感じがします。

断捨離を手伝うひびきさんが懐かしいものを見つけました。
ひびきさんがお母さんのお腹の中にいる時の奈央さんの日記です。
「これとっておく!」とひびきさん。
ひびきさんは妹弟に比べ
自分の思い出物の割合が多いことに気づきます。

ひびきさん、意を決して

「妹と弟の写真をもっと撮ってあげて。
幼い二人のためにもっと家に居てあげて。」

お母さんに切実に訴えます。

でも
奈央さんは「頑張ります!」とだけ・・・。
それしか言えないですよね。約束なんて出来ないもの・・・

奈央さんは大学に進学したら家から出るし、
いぶき君も出る予定なので幼い子二人だけでは心配なんですよね。

ひびきさん、更に続けます。

「ママどうするの?
小さい子二人じゃ無理やけん、
居てあげるべき。」
と。

その様子を見ていたディレクターが思わず問いかけると

奈央さん自らディレクターの聞きたいことが分かったようで
涙ながらに話してくれました。

時間的貧困と経済的貧困とどちらが大事かですよね。
誰かの手があればいいなとは思う。
一人でするには限界がある。

申し訳ないと思うけど、出来る時はやる。
一緒にいると子供は夢を諦めないとならない。
どっちを選択してもいいと思う。

負の連鎖が起きないようにするには
やっぱり学ばせたりする方が私は大切だと思う。
自分がしていない経験をさせなければこの先はない。

(子供には)私たち以上に可能性があるから。
私は子供たちの力を信じています。
大好きだから。」

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お金か、時間か、これこそシングルマザーが抱える切ない悩みですよね。でもお子さんたちはお母さんのことをちゃんと見ているし、ものすごい絆で繋がっていますね。お子さんたちにちゃんとママの気持ちが届いていて嬉しかったです。

お金のことで子供たちに夢を諦めて欲しくない
好きな習い事をさせてあげたい。
大学にも行かせてあげたい。

例えローンが厳しくても一戸建てで伸び伸びと育ててあげたい
それが奈央さんが選んだ子育ての道。
子供たちも分かっています。

ママががむしゃらに頑張っていることを。
頼まれればすぐにお手伝い。
自分なりにおもちゃも断捨離。
時間のないギリギリの中で懸命に応援していました。

「みんなママのことが大好きだから応援したいって。」
とディレクターさんが奈央さんに言うと、
間髪入れず「知ってます!




1ヶ月後、やましたさんが再び訪問してきました

家の中はまだ散らかっていますが、
ひびきさんとぶつかって以来、
奈央さんはキッチンに立つ時間が増えていました。

お母さんが料理をしている間に
子供たちはラストスパートで片付けています。

やましたさんが来ましたよ〜。

壁に収納ケースがぎっしりだったキッチンは
棚をかなり低くして広く見えるよう大きな鏡を置きました。

雑然と物が置かれていたリビングは床に何もおいていません。

2階は足の踏み場もなくて全員の寝室になっていましたが、
幼い2人のための遊びルームに大改造しました。
伸び伸びと遊べる場所になりました。
部屋に入ることすらできなかったいぶき君の部屋の3階も
幼い二人と奈央さんのための寝室に改造。
最後にやましたさんは
奈央さんとこの家に共通する大事なことを伝えました。
ぎっしり詰まった食器用の収納ケース。
これを一つ除き空間を作ってみます。
そして今度は、カゴの中身の多すぎなことに気づかせ
断捨離していきます。
断捨離のコツ ぎっしり詰め込まない
全ての空間に余裕を
 空間に余裕ができると、自分にも余裕ができる

この収納こそが奈央さんと同じ。
何もかもギチギチにして耐え抜いてた。
これは自分の写しだから。
体力的にも気力的にも時間的にも余裕のない証拠品としてあったわけ。

でも上に余裕ができた、
中間にも余裕ができた、
今度は下にも余裕ができた。

こうして空間に余裕を作ることが
自分に余裕を作ることになる。

そして・・・

物をコンテナに詰め込む家だった。
人の居場所がなかった。

実はこの1ヶ月間、
5人家族一人一人の命の居場所作りをしていたの。
すごいことしてたの。

「向き合わせてくれてありがとうございます。」と奈央さん。

互いに心をぶつけ合い、心の居場所も確認できました。

あれから奈央さんの料理熱は高まるばかり。
その手料理を囲む日々になりつつあります。

ひびきさんの話によると外食がものすごく減ったそうですよ。
最後の場面は一家で美味しそうな和食を食べていました。

いぶき君が「ちょうど和食を食べたかった。ありがとう!」と言ったり
お母さんが次女ちゃんの口に箸で食べ物を運んだりしてました。

次女ちゃんとっても嬉しそう♪

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まだまだ断捨離するところがあるけれど、あとは時間の問題。

奈央さん、めちゃくちゃ忙しいから身体無理せずコツコツやってくださいね。

お家はとってもステキな空間になりました。

お母さんとお子さんたちの笑顔がとっても印象的でした。




『ウチ、断捨離しました』番組概要(BS朝日公式サイトより)

ウチ、“断捨離”しました! 毎週 月曜 よる8:00~
片づけられない!捨てられない!家族の密着ドキュメント

イラスト:五月女ケイ子

年齢を重ねるに連れて増えていく「思い出の品」や「捨てられないモノ」・・・。断捨離(R)提唱者やましたひでこさんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、断捨離をスタート!モノと向き合い、「今の自分にとって大事なことは何か」と向き合うことで家族の密着ドキュメンタリー。過去5回スペシャル番組として放送し、待望のレギュラースタート!スタジオ(やましたひでこ宅)では、やましたひでこさんと断捨離の精・精さん(声:平泉成さん)が断捨離テクニックなどをお伝えします。

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来週もやましたさんがどんなアドバイスをされるのか期待したいですね♪




『ウチ、断捨離しました』やましたひでこさんプロフィール

 

やましたひでこさん プロフィール

一般財団法人「断捨離®︎」代表
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み応用提唱。誰もが実践可能な「自己探訪メソッド」を構築。

断捨離は人生を有機的に機能させる「行動哲学」と位置づけ、空間を新陳代謝させながら新たな思考と行動を促すその提案は、年齢、性別、職業を問わず圧倒的な支持を得ている。

『断捨離』をはじめとするシリーズ書籍は、国内外累計500万部を超えるミリオンセラー。アジア各国、ヨーロッパ各国において20言語以上に翻訳されている。

※「断捨離」はやましたひでこ個人の登録商標であり、無断商業利用はできません。

現在、BS朝日「ウチ、断捨離しました!」
<毎週月曜夜8時>レギュラー出演中。

(Amebaオフィシャルブログより引用)

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