ウチ、断捨離しました【感想・内容】史上最強12部屋! “母の執着”で埋もれた家 2021年1月4日分

メディア・断捨離

な、なんと! 今回は

び、び〜〜〜〜〜〜っくりな番組史上 最強の家 が出てきました!

もはや人間の家ではない! 物の家 です!(ゴメンナサイ)

中に入ってみると 物    物・・・
え゛ーーーッ!!!

ほとんどの部屋が入り口の所まで物があふれていて
しかも目の高さまできてる。
入れない状態なんです。

主人公の由美さんの足元を見ると
靴(ズック)を履いていました。

ご家族が捨てたくても
お母さんの意思を尊重しすぎて
捨てられなかったのです・・・

番組の力を借りて
やましたひでこさんにSOSを送りたくなるのも
無理はないと実感!

でも、最後は感動が待っていますよ!

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ゆみさん、ガンバリマシタね!
すばらしいです!!



【ウチ、断捨離しました】壮絶! 物で埋もれた実家!

【ウチ、断捨離しました】11の部屋と廊下の惨状を解説

第56回は、宮沢賢治の故郷、岩手県花巻市が舞台でした。

由美さん(54歳)は大学進学を機に故郷を離れ、そのまま結婚。
現在はご主人(63歳)と長女(24歳)と長男(22歳)と
お隣りの宮城県に住んでいます。

外から一見すると、普通の一軒家なのですが
11部屋もあるそうで・・・11DK(ワォ、すごい部屋数ですね)

番組スタッフさんがお邪魔すると
「足元に気をつけて入ってきてください」と由美さん

由美さんの足元はズックです。
ハダシや靴下では危険てこと???

中に入ってみると 
え゛ーーーッ!!!

物    物・・・

少しずつ片付けているらしいのですが
自分の手には追えなくなったそう。

仏間が見えても、物が畳に散乱していて
なかなかたどり着けないありさま。

和室は・・・中に入れません!
入り口の所まで物があふれている状態なんです。

空(から)の衣装ケース、フタの開いたままの段ボールなども散乱!

キッチンは、テーブルの上を始め、
台という台にはすべて物が積まれ
調理が出来るスペースは完全にゼロです。

食器棚もギュウギュウに詰め込まれていて
何がどこにあるか分からない状態です。

ご両親は1年半前までは
ここに暮らしていたそうなのですが
お父さん(84歳)が体調を崩したので

由美さんが宮城県の自宅近くにマンションを借りてあげて、
お母さん(80歳)と2人、移り住んでもらったのだとか。

由美さんはその時まで
実家がこういう状態になっているとは思いもよらず・・・

廊下の両脇にも食料品や飲み物の段ボールが積み上げられ
由美さんはカニ歩きしかできません。

旧寝室はお母さんの衣料の山
もちろん衣装ケースも沢山あるのですが
入りきれなくて服を直置(じかおき)して、
それが山のように積み上げられているんです。

1年半前に来た時には
もうその部屋は使っていなかったそう。
たしかに服の山では寝室として使えませんよね。

応接間にあるのは雑貨や日用品。
ここも中に入れない状態です。

かつて由美さんやお姉さんが使っていた子ども部屋も
すっかり物であふれています。
その中になぜか傘が30本以上立っているのが見えました。

普通、傘って独立しませんよね。
でも周りが箱とか物だらけなので
倒れようがないんです。

あと、ホウキも1本同じように立っています
子ども部屋に傘?ホウキ?
と言うのも不思議です・・・

台所・仏間・和室・書斎
廊下・旧寝室・応接間・子供部屋①
子供部屋②・納戸・書庫・寝室

廊下を含め12のスペースがありますが
寝室をのぞき、
全て 物で埋め尽くされていました

・家族の中でお母さんは片付けができなくて
物をため込みやすい性格はもともとあり

それをみんなでカバーしていくという家族でしたが
カバーしきれなくなったそうなのです。



【ウチ、断捨離しました】断捨離3日前

断捨離3日前にお父さんとお母さんが
見にきました。

断捨離前にお母さんに
大事な物を取りに来てもらったわけです。

様子を見ていると
「これ捨てないでね。」「これ捨てないでね」
という言葉がお母さんの口から頻繁に出てきます。

お母さんは歳を取るにつれ
執着がどんどん強くなリ 、
70台になった頃からエスカレート。

5年前にはお母さんは由美さんやお姉さんとぶつかり
それ以来、実家から足が遠のいていたんです。

そしてお父さんの具合が悪くなり
由美さんが駆けつけるまでの3年半で、
家の中はとてつもない状態になってしまいました。

「帰りたいけど、これじゃあ帰れないね。
きれいになったら何日か寝起きしてみたいんですけど」とお父さん。

お父さんは、
出来ることなら
慣れ親しんだこの家に帰ってきたい
と思っています。

それを知っているからこそ、
由美さんは断捨離をする決心をしました。

でも、お母さんは物を捨てることに難色を示しました。
そのことで由美さんはこの1年半、
ズーーーっと悩んできました。

母が生きている間に片付けるのか
亡くなってから波風立てずに片付けるのか

選択肢は私にあるような気がしました。 と由美さん

「悲しいけど、あの家はあきらめたんだ。
ずっと長く居て
自分たちが建てた家なんだけど
諦めたんだ。」
っていう父と母を見ながら過ごすのか

それとも

「戻れるいい家になって良かったね。」っていうのか
2つの選択肢です。

由美さんは、粘り強くお母さんを説得した結果
最終的にはお母さんは納得してくれました。

そこで由美さん、
断捨離をすることになったのですが
宮城県の家からこちらの実家まで
片道3時間半なのです。

通いながらの断捨離は無理があるので
実家近くのホテルに寝泊まりしながら

一週間の集中断捨離をすることになりました。
その途中でやましたさんがアドバイスにやってきます。



【ウチ、断捨離しました】断捨離 初日

朝からトラックがやってきました。
由美さんは廃棄物の処理業者に助っ人をお願いしました。

今日の目標は4部屋と廊下です。

廊下にある食品や飲み物を撤去するよう、
業者の方にお願いしました。

和室は
由美さんの学生時代からの親友、
ふっちゃんことふみ子さんがお手伝い。
なんとふみ子さん、
宮城県からわざわざ車で
応援に駆けつけてくれたんです。

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ふみ子さん、優しいですよね。
こんないいお友達がいるのは
由美さんの人徳ですね。

由美さんが手をつけたのは冷蔵庫。

開けてみたらじゃーーーーーーん!!!
ぎっしり詰まってる!!
1年半前からそのままですって!!

電気ついてないから臭いがすごいでしょうね。
「臭くなってきている、臭くなってきている」
と思いながら怖くて開けられなかったとか。。。

由美さん、パックの中の卵を振ってみると
「軽い!中は干からびてるだろうね」って・・・あじゃーー

業者さんが
廊下にぎっしりあった段ボール箱を全て撤去したら
キレーーーーーーいになりましたよ!
私も見ててスッキリしました。

和室もキレイになっています。
「もうすぐカーテン開けられますよ。」とふっちゃん!

「わーーふっちゃん、すごい!感動するよ。
ありがとう!!本当にすごいよ!!」
と由美さん、とっても嬉しそうです。

スタートから5時間で大量のゴミが庭先を埋め尽くしました。

由美さんが次に取りかかったのはお父さんの書斎です。
隣接する書庫には本がぎっしりです。

お父さんは歴史とか社会科の教師で
農村の人たちのバックアップを
若い頃から続けてきてそうです。
高校の教壇に立ちながら貧しい農村の改革にたずさわる、
まさに宮澤賢治さながらの生き方をされてたとか。

そして、お母さんも学校の先生。

由美さんやお姉さんが子供の頃は、

由美さん:「お父さんもお母さんも
帰りが遅いのは当たり前で、
ご飯を炊いて待っていて
小学生でも天ぷらとか豚カツとか
全て料理できる家庭になっていた。

お母さんは殆ど台所に立っていなく、
娘たちに厳しいお母さんでした。
子供には甘くなく、
きちんと作ってないと
「何でなの?」と聞かれたし・・・」

由美さんにとってお母さんは
真面目で厳しく
そしてどこか頑(かたく)な。

小さい時に
お母さんを恐れている気持ちが
今も心に残っている

と言います。



【ウチ、断捨離しました】迷う理由は・・・”母の執着”

篆刻(てんこく)のセット(ハンコを作るもの)が出てきました。
捨てるのを、どうしようか迷っていると

番組スタッフさんが
「捨てると怒りますか?」の問いに

「怒ります。」と由美さん。

捨てたと分かると怒り、
ずっとネチネチいつまでも言ってて
お姉さんはお母さんとケンカになったそう。
「あれがない。捨てたでしょ。」

5年前、お姉さんが
お母さんの物を捨てたのがきっかけでケンカになり
お母さんは捨てられたことに激怒した末、
ついには絶縁してしまったんです。

迷った結果、
篆刻のセットは残しておくことにしました。
万一、お姉さんと同じように
絶縁になったら恐いですものね。

そして断捨離開始から8時間、
順調に初日の’断捨離は終了。

ところが由美さんは、
空っぽになった部屋を見つめて不安げな様子。

母が嫌がったら残念に思うし、
だけど諦めてくれるんだったら助かる。
無理やりは捨てたくないし。
「娘が大事にしていたものを捨てちゃったんです。」
「ひどいですよね。」って思いながら過ごして欲しくない

と、由美さんは涙ながらに話します。

怒りと悲しみを抱えてお母さんが残りの人生を
すごすようなことにはしたくない。

ここで断捨離を止めればそれは防げる。
でもそれでいいのだろうか。



【ウチ、断捨離しました】迷える由美さんの元へやましたさんが駆けつけた〜断捨離続行?中止?娘の迷い

やましたさん:わーーーーーー、これはスゴい!
壮観ですね。壮観というか圧巻と言うか・・・
ゾッとするでしょ?入るたびに。

ふつう、壮観とか圧巻という言葉は
「素晴らしい」という意味で使われますが
よくぞここまでため込んだね!という
意味合いなのかな、と私は感じました。

由美さん:エネルギーが吸い取られていく。
無力感に打ちのめされる感じ。

やましたさん:分かる、この量は。(ここまだキッチンです…私の心の声)

と他の部屋のドアを開けるたびに
荷物の高さがやましたさんの身長まで積み上がってるのを見て、
さすがのやましたさんも、もう笑うしかない、という感じです。

やましたさん:これ、ゴミだよ。
何トントラックの世界じゃないよね。
ウチ、断捨離しました で凄(すさ)まじいところもあったけど
ここが一番かもしれないね。

ナレーター(平泉さん):部屋数とその量からしたら番組最強です。
問題は、これほど集めたお母さんの執着心
それをクリアする方法はあるのか。

やましたさん:こちらにしたら残骸にしか見えないからね。
でもお母さんにとっては大事なものだからね。

由美さん:1つ1つ手に取って「あれもダメ これもダメ」って感じ。
目に入ったら「これも大事だった これも大事だった」
みたいな感じになるんですけど・・・

やましたさん:でもね、逆に考えると
ここが物に引っ張られるような
ネガティブな気が蔓延(まんえん)していたけど
だんだん淀(よど)みがクリアになってくると
お母さん自体の物に引っ張られることもすごく薄まっていく

お母さんは、目の前に物がある
物に引っ張られて執着心が強まるのではないか。
逆に断捨離して物が減っていけば執着心も薄れていくはず。

これまで同じようなケースを見てきたやましたさん、
その経験を踏まえ由美さんの悩みに応えます。

やましたさん:こちらがもっともっとやっていいと思う。

由美さん:そうですか・・・

やましたさん:自信持って。ほんとに大丈夫。
だからお母さんの気持ちを損なっているんじゃないか、
って罪悪感みたいになっているんだよね。

由美さん:そうです。
片付けた時の開放感と部屋を見渡して
気持ち良くて帰るのですが
ベッドに入る時に、大丈夫かなぁ、、って。

やましたさん:いえいえ大丈夫。
由美さんはハイパーレスキュー隊
誰もあなたが親の大事な物を捨てたなんて思わない。
すごいことしてる。

由美さん:ありがとうございます。(涙ながらに)

自分は正しいことをしているのかどうか・・・と
ずっと由美さんは迷っていましたが

やましたさんの言葉で迷いが晴れました

迷いがなくなったらあとは手を動かすだけですよね。

となれば、もーーーためらいはありません。

やましたさんと一緒にキッチンの断捨離を開始。

やましたさん:とてもここにある食べ物なんて食べる気しないもんね。

いつのものか分からない食料品は丸ごと断捨離。
戸棚の中身も一旦すべて出していきます。

するとやましたさんが見つけたのは
やましたさん:お母さん、お菓子づくりが趣味だったの?
使われてないから趣味ではないのかな。

新品同様の調理器具が戸棚に沢山入っていました。

しかも、かつて料理の鉄人に出ていた中村孝明さんの
『世界の料理人 中村孝明 万能包丁』
とかだいぶ昔の物もあります。

由美さん:そんなに作る時間がなかったんですね。
多分いつかはいつかはって思っていた気持ちが・・・

やましたさん:伝わってくるよね。
「何か作りたい作りたい」って伝わってくる、ここから。

本当は料理もお菓子も作って
娘たちに食べさせてあげたかった
のかもしれないですね。

やましたさんと一緒に断捨離をして3時間

あれだけあったキッチンの物が95%くらい、なくなって
スーーーーーーーーっきりしました!
別の家の台所みたい。
パンパンだった食器棚も
美術館のように陳列されています。
前回のホテルの棚のような仕上がりです。詳しくはこちら↓

由美さん:スゴ〜〜〜〜〜〜〜〜い! ウチじゃない。(由美さん震えています)

やましたさん:だからね、溺れているときは分からないんだよね。
お母さんも回復したら「ああ良かった」って必ず感じてくれるから。

由美さん:すっごい心が軽くなりました。

やましたさんはニコニコしながら帰りました。

ナレーター平泉さん:やましたさんのおかげで迷いから解放された由美さん、
ところがこの後、思わぬ事態が起きるのです。

 



【ウチ、断捨離しました】断捨離4日目

由美さん、防護服を全身にまとい部屋に入ってきました。

由美さん:一昨日あたりから手首のところから
足首のところまで湿疹が出始めて、
ダニかなと思い、
ダニ対策のために着てきた

というのです。

今日取り組むのは、
お母さんの服だらけのあの旧寝室です。
服をかき分け一番奥へ入ります。
迷うものはないそうです。

お母さんが30代から40代の頃に
着ていた若い服がいっぱい出てきます。
お母さんは80歳なのでもう半世紀前の服???

由美さんが小さかった頃の服や手提げ袋も出てきました。
お母さんの物に対する執着は若い頃からだったようです。

由美さん:表面だけカムフラージュしてあとは全部ゴミですね。
実は着られそうな服は上に乗っている一部だけ。

下にあるのはカビていたり傷んでいたりして、
それが分かった由美さんは
どんどん作業がはかどります。
1日半作業を続けた結果、
畳が現れ、かつての寝室になりました。

ビフォー・アフターで見ると、同じ部屋に見えないです〜〜〜!

処分した洋服のゴミ袋は
な、な、な、なんと170 です!



【ウチ、断捨離しました】翌日は 応接間

親友のふっちゃんも
また手伝いに来てくれました。

応接間に埋もれていたのは、
古い新聞や、使い切れなかった医薬品。
あとオシャレな花瓶も出てきました。

昔お母さんが愛用していた花瓶です。
これは断捨離せず
ご両親が戻ってきた時に使う予定です。

ファイリングが出てきました。
由美さんの子供たちが遊びにきて、
おじいちゃんやおばあちゃんのために描いたり
ファックスした絵を
お母さんがスクラップしてくれていました。

「こう言うのはありがたいね。」と由美さん。

ケンカをする5年前までは、
由美さんもお姉さんも、
よく子供を連れて遊びに来ていました。

そのスクラップを見ながら由美さんは
「あの頃に戻れれば」と ふと思ったそうです。

そして・・・

お父さんのお気に入りの組み立て式のソファーを発見!
とってもステキなレトロなソファーです。

由美さん:何年ぶりにこれ見たんだろう って感じです。

《ついに思わぬ事態が・・・》

そんな矢先、
お母さんから続々とメールが由美さんに届きました。

由美さん:「詩吟の着物と草履があるはず。
ピンク色の草履です。箱に入っています。」ですって。
ピンクの草履なんてありましたっけ?
シュレッダーとかありましたっけ?

お母さん、思い出したのか、
取っておいて欲しいもの
次から次へとメールをしてきました。

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これとてもドキドキしますね。
由美さんがまた不安になるんじゃないかと
私はハラハラしてました。

もし捨てたことが分かったら、
お母さんはきっと激怒するに違いない。
しかも断捨離が終わったらすぐに確認に来る、と言います。

由美さんの心にまた不安が押し寄せてきました。。。



【ウチ、断捨離しました】不安を抱えたまま断捨離 最終日

残っているのはあと5部屋。
とても一人では間に合わないので、
再び廃棄物の処理業者に依頼。

そして、お母さんの草履とかシュレッダーとか、
探し物が見つかればおしえて欲しい、
と業者に伝えました。

由美さんも必死で探しながらの断捨離です。

3時間ほどすぎたその時でした。

ピンクの草履が見つかったんです!
業者さんが見つけてくれました。 (よかった〜〜〜)

同じくシュレッダーも発見。
お母さんがメールしてきたリストは
全部見つかりました。

良かったね〜〜〜〜〜!

そして夕方5時過ぎ(外は真っ暗です)。
1週間の集中断捨離が、ついに終わったんです!!!

寝室だけは少し残ってしまいましたが
見事、全部終わりました。

由美さん:こんな日が来るのかーーみたいな感じです。(由美さんの顔が晴れやかです)

由美さん、何度も何度も万歳をしました。

あとはお母さんが何と言うか、それだけが気がかり。



【ウチ、断捨離しました】それから2日後 母に伝わるか・・・娘の想い

由美さんは両親に喜んで欲しいと、
お茶の支度をするなど、
最後まで余念がありません。

仏間には、お父さんお気に入りのソファーを設置しました。

『この家で気持ち良く余生を過ごして欲しい。』
由美さんの想いはお母さんに届くのでしょうか・・・

由美さんのご主人に車で送ってもらい、
お父さんとお母さんが到着しました。

車のドアを由美さんが開けると、
「どうもありがとね。」とお父さんの第一声。
感謝の言葉を口にしたお父さんとは反対に
お母さんは無言。

「ずいぶんきれいになったな。
きれいにしていれば結構いい家なんだけどな。」とお父さん。
由美さん:でしょ? がんばったの。

お母さんは大事な物が
なくなっていないかと気になって仕方なく、
あっちに行ったりこっちに行ったりと
家の隅々までチェックして回っています。

お母さん:ここの机捨てちゃったの?

由美さん:うん、そう。

お母さん:あれ木の机だから捨てたくなかった。

由美さん:あれ、誰も使ってなかったから。

かなり古い机でしたがお母さんには思い入れがあったよう。
すっかり機嫌を損ねてしまいました。

すると奥の部屋から由美さんが持ってきたものは・・・

「これ、見てみて。」孫たちが描いた絵や作文です。

由美さんは分かって欲しかった。
本当に大切なものは何なのか。

由美さん:こういうのを宝物って言うと思うのね。
おばあちゃんの机っていうのは
使おうと思ってた、ものでしょう?
これはみんなが感謝する宝物

ま、こういうお家になったからさ、
みんながまた集まってこれるといいなと思って。

お母さん:ありがとう。ごめんね。いろいろご苦労かけたね。

初めて由美さんにかけてくれた労(ねぎら)いの言葉です。

由美さんの気持ちがちゃーんと伝わっていたんだー。
そう、この家に、またみんなが集まって、
笑顔になれる日がくるといいねぇ
 と平泉さん。

あのありさまは人としての”尊厳”を失っているありさまですよね。
生きている間に尊厳を取り戻して欲しい、
尊厳を取り戻せたからこそ、尊厳のある死に向かっていけると思う。
みんなでサポートしていきたい。(やましたさん)

なぜ断捨離をやりきれたのか。

断捨離を父と母のためにやったと思っていたのですが
これは自分のためだったな、と感じました。
家族の争いの原因みたいな
『母がどうしてこんな家にしちゃったんだろう』
みたいなことになってたんですけど、
母や父が嫌だっていう自覚はなかったと思う。
私が嫌だったこの断捨離で救われたのは私。ということに気がついたら
そうかーーと納得でした。

広くなった廊下を走って由美さんが二階へ。
何事かと思ったら・・・
窓を開けて カシャッ!
「ご褒美だ〜〜〜〜〜♡」と由美さん。

窓の外には 大きな大きな半円の見事な虹

yumeri
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この虹見た時、私感動しまくり〜〜〜〜♪

由美さん、すごすぎる〜〜〜!!



【ウチ、断捨離しました】今回の私の感想

はっきり言って、もうゴミ屋敷的な家でしたよね。
ふつうなら12部屋もあったら、到底ムリ、と諦めると思います。
両親が亡くなった後に業者に頼んで全部撤去、というのが通常。

でも由美さんはスゴイです。
防護服を着てまでもがんばった!
やり切った!
やましたひでこさんも感心してましたよね。
お父さんとお母さんを大切にするからこそ。。。

怖いお母さんのことを考えたら
私なら手をつけられないと思います。

最後に、断捨離は両親のためではなく、私のため。
『私が嫌だったこの断捨離で救われたのは私。』
と言ったのは驚きました。

それと、とても胸に響いたのが
お母さんに自分の思いを伝えたシーン。

お母さんが
「あの机、捨てたくなかった」と言った時、
お孫さんの描いた絵や作文のスクラップを持ってきて

こういうのを宝物って言うと思うのね。
おばあちゃんの机っていうのは
使おうと思ってた、ものでしょう?
これはみんなが感謝する宝物。」

と言ったところ。
もう、これは名言だと思います。

お母さんが、由美さんやお姉さんの子供を
大事にしてくれたからこそ、
几帳面にスクラップブックにしてくれた
お母さんへの感謝の表れだと思うのです。

それがお母さんに伝わり、
お母さんから由美さんへ労いの言葉をかけてくれたのが
今回とても嬉しくて一番の感動でした。

そして、この断捨離をしなかったら
この宝物(スクラップブック)は見つからなかったし
そう考えると、由美さんがこの断捨離で救われたのは私
と言ったことが分かる気がしました。

それにしても、最後の虹は見事でしたね。
本当に神様から由美さんへのプレゼントだなーーーって
私まで嬉しくなりました。

『断捨離』サイコー!!!



【ウチ、断捨離しました】見逃し配信で見る方法

先週のを見逃してしまったら1週間だけ見られる方法があります。
私のように外国に住んでいてもTVer(ティーバー)なら見られるので
ぜひご覧になってみてくださいね。

  1. ウチ、断捨離しました と検索する
  2. 一番上のところをクリックする
  3. BS朝日の公式ページが出てくるので下の方までスクロールする
  4. みのがし動画TVerをクリックする(これで完了)
yumeri
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1週間だけ見られますよ♪ ⬇︎下を参考にしてね。

【ウチ、断捨離しました】番組概要(BS朝日公式サイトより)

ウチ、“断捨離”しました! 毎週 月曜 よる8:00~
片づけられない!捨てられない!家族の密着ドキュメント

イラスト:五月女ケイ子

年齢を重ねるに連れて増えていく「思い出の品」や「捨てられないモノ」・・・。断捨離(R)提唱者やましたひでこさんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、断捨離をスタート!モノと向き合い、「今の自分にとって大事なことは何か」と向き合うことで家族の密着ドキュメンタリー。過去5回スペシャル番組として放送し、待望のレギュラースタート!スタジオ(やましたひでこ宅)では、やましたひでこさんと断捨離の精・精さん(声:平泉成さん)が断捨離テクニックなどをお伝えします。

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今週も良かったなぁ♪



『ウチ、断捨離しました』やましたひでこさんプロフィール

 

やましたひでこさん プロフィール

一般財団法人「断捨離®︎」代表
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み応用提唱。誰もが実践可能な「自己探訪メソッド」を構築。

断捨離は人生を有機的に機能させる「行動哲学」と位置づけ、空間を新陳代謝させながら新たな思考と行動を促すその提案は、年齢、性別、職業を問わず圧倒的な支持を得ている。

『断捨離』をはじめとするシリーズ書籍は、国内外累計500万部を超えるミリオンセラー。アジア各国、ヨーロッパ各国において20言語以上に翻訳されている。

※「断捨離」はやましたひでこ個人の登録商標であり、無断商業利用はできません。

現在、BS朝日「ウチ、断捨離しました!」
<毎週月曜夜8時>レギュラー出演中。

(Amebaオフィシャルブログより引用)

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