お父さんは頑張ってもお母さんは知らんぷり。
なかなか頑固なお母さんに困り果てている感じですね。
でも、不要な物(大量のゴミ袋)は どんどん家から出されていますから 進行しているのは事実! きっとなんとかなると信じたいです。
前回の内容と感想はこちら⬇︎です
【ウチ、断捨離しました】難攻不落!もったいない母VS.息子 終わりなき断捨離バトル 後編
私の感想のまとめは一番最後にあります。内容を読み飛ばしたい方は最後をご覧くださいね。
【ウチ、断捨離しました】断捨離7日目 もったいない母 更なる混迷の断捨離
なぜお金を入れているんですか? とお母さん(イツ子さん)に聞いてみると
「財布を荒っぽにしておくと貧乏になる」と母に言われた。「1000円でも50円でもいいから入れておけ 必ず入れておけ」と言われたの。
イツ子さんはお母さんをとても尊敬していて、忠実に守っていたんですね。
全部並べてみると、、、、、、、、な・ん・と
50万7412円 もありました!!!
これにはイツ子さんもびっくり!
恥ずかしいけど嬉しいね なんか ものすごい嬉しい! と上機嫌です。
気分が良くなったところで30個以上もあるお財布の断捨離に取り掛かると、、、
これ高いんだよ 2つとも・・・・・
全部 好き!
と 殆ど捨てられないんです。
そこで お父さんはお手本を示そうと
かつて愛用していたカラオケ関係の物を全部捨てることにしました。カラオケ用カセットテープからデッキまで全てです。
ちょっとさみしいことはさみしい とは言いますが
まず自分のものを整理しないことには家内に「やれ」とは言えない と、お父さん、筋が通っていますね。
【ウチ、断捨離しました】断捨離10日目 お父さん始動! 妻よ 俺に続け
お孫さんの孝幸さんが、イツ子さんの内職している姿を見ながらこんなことを言いました。
「仕事はすごい積極性はあるけど片づけの話になると 急に積極性が無くなる。そこが明確に出ている。やっぱり意欲がないんじゃないですかね?」
イツ子さんは全く断捨離する気がないので、お孫さんはおじいちゃんの手伝いをすることにしました。
お父さん(忠ニさん80歳)、自分の洋服を断捨離です。
大きい衣装ケースが5つぐらいできました。それをお孫さんと2人で自転車でどこか処分に行く様子が映りました。
その様子に驚いたお母さんは追いかけてきて、袋の中を開けて見てみると、キレイなので、
なんでこんなに洋服捨てちゃうの? もったいない!!
いらないからもう とお父さんはイツ子さんを相手にしません。
去りゆく自転車を見ながら
まだ着られるのに・・・・
でも、お父さんの頑張りで、寝室は危険な状態から抜け出すことができたんです!
【ウチ、断捨離しました】断捨離13日目 もったいない母 VS 息子
この日は息子さんの孝昌さんが、もう一度洋服ダンスの断捨離をしようとやってきました。
孝昌さん:1軍2軍3軍に分けよう!
1軍はよく着る いつもきている服
2軍はあまり着ない服 それ(袋)に入れて保管
3軍はこれからも着ることがない服
お母さん:無いんだよね。
一つのハンガーに5枚も掛かっていたりします。
これじゃ(下にかかっている)服が分からないでしょ
わかる 大丈夫
分からないって!
そういう風にして(重ねて)おかないとあそこに入らないじゃん
と口論が続きます。
【ウチ、断捨離しました】やましたさんが来るまであと10日 やるしかない!息子の決断
孝昌さんの家では家族会議をしていました。
奥さんの美和さんが
お義母さんは自分が散らかしたという自覚が無いのよ。(元に戻ることが)火を見るより明らか。私が(意見)言ったら意地悪な嫁になっちゃうからさ
そうだね だから自分が言うしかないね。
スタッフさんが孝昌さんにお母さんとの関係を聞いてみると
(母に対し)腹は立たなかったしケンカする理由も特に無かった。「ノー」と言ったことが無かった。
と、ケンカしたという記憶は全然なく反発したこともなかったそう。反抗期もなかったことがわかりました。
50歳までケンカが無かったとは、それはそれで、すごいことですね!
でも、孝昌さんは どうにか理解してもらえるように頑張りたい、と意を決して実家に行きました。
お母さんとお父さんに座ってもらい、孝昌さん、話し始めました。
今こうやってウチらが来て色々やっているのは何をやっているか分かっている?
捨てろと言うこと?
捨てろというか ただ捨てろじゃない。自分でこれは”要る” ”要らない” というのを判断できるようにならないといけない
捨てられないんだって言ってるじゃん! いつか着るだろうと思って捨てられないんだって。
それはないの。「後で」という物は絶対に使わないから。 入れるもの(収納)がいっぱいあると またそこに(物が)増えて元の状態に戻っちゃうので 今 自分たちが手伝って片づけているけど今度は戻らないように自分でやらなきゃいけない
孝昌さん、収納があるとよけいに物を増やしてしまう、という理論がよく分かっていますね!スゴイ!!
なんとかお母さんに話は通じたようで、今度は孝昌さんのお姉さん(見和さん53歳)も手伝いに来てくれました。
断捨離には関係ないけど、孝昌さんの奥さん(美和さん)と孝昌さんのお姉さん(見和さん)は偶然にも漢字違いの同じ名前なんですね!
クローゼットの引き出しを開けて断捨離開始です。数があるものは大分処分しました。
もったいないね! みんな捨てちゃって!(やはりこの言葉はどうしても出ちゃいますよね)
着ないものを買っちゃうからいけない(その通り!同感同感!)
ついでに そこ(テレビが上に乗っている小さめのタンス)もやっちゃおう!
そこは大丈夫 (お母さんやりたくないんです)
ダメ! 他の人の目で見ると違うの
日焼けしている (服の生地のことです)
じゃ、これは要らない
という感じで、お母さんの予想は外れ、殆ど断捨離できて、他の引き出しへ移せるくらいの量になったんです!
すると、このタンス自体が手放せると孝昌さん達は喜んだのも束の間、
いる! 捨てないよ! 高かったんだから!
何入れるの? あってもさ、使わないでしょ?(お姉さん)
使う!
うるさいよ!いちいちもう!
悪いけど ここは引けないよ! 住み良くするためにやっているんだから(孝昌さんも必死です。孝昌さんはみんなの気持ちをお母さんに分かってもらいたいんです)
もったいない! これは捨てないでね! ほんとに高かったんだから。
じゃ、安かったら捨てるの?
うん
安いものだったら全部捨てていいの?
バシッ!! お母さん、孝昌さんの腕を叩きました!
もう、頭くるなあ。 かなりキレてます。
じゃあ、他のは捨てるよ。
どうぞ
ホントはもっと同じ会話の堂々巡りがあり、言い合いが続くのですが、割愛します。
結局、会話は決裂!
話を聞いてみると、どうやらこの小さなタンスはお母さんが内職で稼いだお金で初めて買ったタンスなんだそう。そりゃ、本人にしてみたら思い入れも深いですよね。
このタンスを捨てられるくらいなら他のものは捨てられてもいい、と思ったんでしょうね。
孝昌さんは、このタンスの代わりにお母さんのお気に入りの小物が乗っていたテレビ台を処分することにしました。分解も忘れません。(以前、捨てた後にお母さんは戻してしまいましたからね)無言でお母さんの前で分解しました。
初めて見る息子の反抗的な姿がショックで、お母さんは黙り込んでしまいました。(孝昌さんも辛かったでしょうね)
この日は孝昌さんが帰る時はどんより重たい空気が流れていました。
帰る時だけでも孝昌さんの機嫌を取ろうとお母さん、団地の駐車場で
気をつけて帰ってくださいね。ちょこっと言っちゃった。悪い口調で。悪い顔しないでね。気にしないで。大好きな子どもなんだからさ。大目に見てください。ありがとうね。
うん。じゃあ
お母さんが心配するほど、孝昌さんはお母さんを無視するわけでもなく、普通にお母さんに接してるように見えましたが、
車が行った後、
駐車場から自宅に戻る途中のご主人との会話です。
孝昌 私のこと嫌いになっただろうね?
親子で言い合えるのが一番いいんだ。
ぜったい嫌いになった。
それがやっぱり親子の関係なんだから。そういう会話はなかなか交わす機会が無いんだよ。だから最高じゃない。
孝昌だって言うことは言うし お母さんだって言うことは言うんだから それでいいんだよ。
嫌いになった。
嫌いになるわけないよ。(ご主人が一所懸命なだめます)
自宅に戻ると スタッフさんに言いました。
成長したんでしょうね。私自身がびっくりしています。
イツ子さんは初めて自分に反抗した息子を見て、初めて叱られて、息子の成長を感じたんですね。
【ウチ、断捨離しました】やましたさんが再び来ました もったいない母 VS 家族の思い
やましたさんが 大分スッキリした家を見回したあと、クローゼットに入っている大量のお客さん用の布団や座布団を発見。
これからはお客さんが来て布団で困りそう?
ホテルに泊まってもらう
そしたらお客さんのこと考える必要ないよ。
そういう風に(気持ち)変えます
お母さん、だいぶ考え方が変わってきました。
そして、みんなでクローゼットから洋服以外の物を全部出してみました。お部屋いっぱいになりました。
出した物を見てしまうと、お母さんはポツリ。
苦労して買ったんですもんね・・・
やましたさんが、これ買うのにどんな思いして買ったの?とお母さんに寄り添う質問をすると、
いや、そんな思いはしてないけど、ただ物を大事にしたいわけです。それだけです。
そこで、やましたさんは、物を大事にするとは物を使ってあげること、その物を活かしてあげることこそ大事にすることだ、と説明します。
そして、みんなの気持ちを代弁します。
孝昌さん:そりゃそうだよ。そうじゃなきゃ来ないでしょ。
泣けてくる。みんながいなきゃ暮らせないもんね。
みんなの気持ちがやっと通じたみたいですね。
そこで、お客さん用のキレイな座布団を自分たちで使うことにしました。お布団などもグレードアップします。
座布団の上に座ってみると・・・気持ちいい〜♪
例のタンスに関しては・・・
私たちはケガすると傷がついて血が流れる。だけど ちゃんとカサブタがついて治っていく。傷を治すための カサブタって無理やり取ると痛いよね。
無理に捨てると傷口が悪化する
大事な物は大事な扱いをしなくてはいけない。これがこの部屋で主役になるような置き方をする。
これ(タンス)とお父さん どっち捨てるかと言ったらお父さん捨てるよな? といきなりお父さんの発言にお母さんもびっくり!
そんなことないのにね(笑)さっきのお母さんが、孝昌さんに嫌われた!と言ったのと同じですね!(笑)自分のこととなると息子でも奥さんでも信じられなくなっちゃうものなんですね。
やましたさんの家から中継・・・
子側から見たら 忌まわしい光景から両親を何とかして脱出させたいという望みだった。時に激しい抵抗を受けても健康で安全な環境を子として親に提供するのはやり遂げる価値はあると思う。
ぶつかるのは必要。ぶつからない人間関係なんかない。
ぶつかっても大丈夫というのが家族。
場面は変わってイツ子さんの団地
イツ子さん、例のお気に入りの小タンスをせっせと磨いていました♪
断捨離をして、本当に自分が大切な物が分かって良かったですね!あらゆるものを捨てていくと、本当に大事なものが見えてくるって このことなんですね。
【ウチ、断捨離しました】難攻不落!もったいない母VS.息子 終わりなき断捨離バトル 後編 を見ての私の感想
昭和のお母さん世代の方にこれを理解させるのは容易ではないですよね。
初めて孝昌さんとお母さんがぶつかった時のお母さんの心情はいかほどだったか、と考えると胸が痛みます。
息子に嫌われちゃったんじゃないか、と心配するお母さん。その夜はきっと眠れなかったんじゃないかな、と思います。
でも、やましたさんが、見事にご家族の気持ちを代弁してくれて心の底から孝昌さんが自分のことを思っての断捨離だった、とお母さんが理解した時は、何とも言えない嬉しさが込み上げてきました。これぞ親孝行ですよね。
孝昌さんの親孝行とご主人の広い心が本当に暖かく、ジーンときました。
でもこれは、イツ子さんが今までご家族のために一生懸命生きてきたこと、ご家族を大事にしてきたこと、その背中をみんなに見せてきたから こその結果だと思います。
イツ子さんの人徳だと思いました。
題名は「難攻不落!」が入っているし、頑固なお母さん のイメージですが、逆に言えば芯の強い女性です。
こんなお母さんだからこそ、お子さんに尊敬され、優しいパートナーに巡り会い、幸せな家庭を築いてこられたのだと思います。
必ず最後はハッピーエンドになる断捨離!
やっぱり来週も見てしまう♪
【ウチ、断捨離しました】見逃し配信で見る方法
先週のを見逃してしまったら1週間だけ見られる方法があります。
私のように外国に住んでいてもTVer(ティーバー)なら見られます!
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1週間だけ見られますよ! 下⬇︎を参考にしてね♪