やめて それダメ!
と大反対するお母さん!
捨てられるのは嫌だよ 私
「もったいない!」は昭和のお母さん あるある ですよね。
第80回目の断捨離は、珍しくも、ご実家を心配する息子さんからの依頼。
見た感じ、物に埋もれて生活しているご様子。
側(はた)から見てても危なそうです。
前編と後編の2本立てなので、相当時間がかかりそうですね。
お楽しみはもう一つあって、
「インスタグラマーのスッキリライフ」コーナー
ステキなお部屋で暮らす3人の女性が出演されるようです。
こちらを見るのも楽しみですね♪
毎週飽きずに見ている私ですが、片づけって見てるだけでも面白い。ビフォーアフターのギャップ萌えっていうのかな?
すっかりハマってしまった・・・(笑)
【ウチ、断捨離しました!】難攻不落!もったいない母VS.息子 終わりなき断捨離バトル (前編)
今回の舞台は埼玉県三郷(みさと)市の団地です。
間取りは3DKですが、ものすごい量の物が詰め込まれている感じでした。
イツ子さん(82歳)とご主人の忠二さん(80歳)は、住んで40年以上になるそう。
寝室を見たら棚の上に天井までギーーーーッシリと物物物が積まれ、その谷間にお布団1枚を敷き、ご夫婦で寝ているのだそう。
今ここで地震が来たら、完全にお二人は下敷きになると思います。
まさに危険地帯です!!!
ご主人は だんだん(部屋が)狭くなってくるし広い方がいいので、前々からイツ子さんには
「できるだけ処分してはどうか」と提案はしてきたそう。
長男の孝昌(たかまさ)さん(51歳)もご両親を心配。
イツ子さんも、ご主人と孝昌さんの言い分を理解して、今回断捨離を決行することになりました。
でも、、、イツ子さんは、昭和生まれで勿体ない精神のお母さんの子供として成長したから 物を捨てるのが本当に苦手。
「貧乏人だから買ったものが捨てられない。もったいないでしょ?」と言います。
人からもらった食器が食器棚に入っていると、
「大事に使ってくれているわね」と言われると捨てるわけにはいかない
とも言います。
【ウチ、断捨離しました!】やましたさんが、イツ子さんチにやってきた
やましたさん:お母さん、狭くしちゃったんだよね。
危険だよね? ここで寝るのが。。。何もなくても(地震がなくても)落ちてきそうだもんね? (イツ子さんうなずきます)
安全にしよう!(イツ子さんうなずきます)
細々としたものがあるから大変だね。一つ一つ思い切らなくてはいけないから・・・
イツ子さん:ボツボツと片づけます
いやいや はっきり言いますボツボツとやっていたら200年はかかる!(笑)
慣れちゃってるから わからないけど すごく生活しづらい。これが当たり前だと思ってる。
もう捨てるつもりでいます 全部
このように、やましたさんとイツ子さんの会話では全く問題がなかったのですが、、、
【ウチ、断捨離しました!】断捨離スタート!
いよいよ断捨離が始まります。
孝昌さんの奥さんの美和さん(57歳)と孫の孝幸さん(19歳)そして、イツ子さんの長女さんも手伝いに来てくれました。
やましたさんが、イツ子さんに 最終確認をしました。
二手に分かれ、リビングはやましたさんと長女さん、お孫さん。キッチンは孝昌さん、奥さん、お父さん、お母さん(イツ子さん)。
リビングにはやましたさんの提案で 風穴を空けようと、棚を一つ処分することにしました。
キッチンでは、片づけていると、孝昌さんと美和さんが新婚旅行で買ってきたお土産のステキな琉球グラスが出てきました。
グラスにはシールが貼ってあり、全然使ってない様子。でも、お二人はそれを見ても、
美和さん:これからも多分使うことはないと思うので処分しましょう、(母が)良ければ私たちは全然こだわらないので。
とあっさり!(潔くて素晴らしいですね!)
他にも色んなもらい物のお皿とか器とか箱に入った物がどんどん出てきます。
これはダメだよ 使うよ! やめて それダメ!
とお母さん(イツ子さん)のストップがかかります!
するとやましたさんが
確かにみんなもったいないけど、一番もったいないのはお母さんの命だから・・・と助け舟。
孝昌さんも、
「これは上に30年間くらい置いてあったじゃん? 袋に入ったままだったよ。」
すると、やましたさんが
お母さんにどんなに理論的に説明しても「何十年使ってないでしょ?」と言ってもやっぱり切ないわけだから今日は「もったいない もったいない」ってずっと言っててもらおう
みんな捨てることばっかりだからさ・・・
もったいないスイッチが入ったら決して無理を強いない
お母さんにやましたさんが、今どんな気持ちか聞いてみると
もう少しさっぱりしようかなと、使わないものは捨てることに決めた。もうダメなんです。「もったいない もったいない」と全部集めてしまう。
集めてもいいけど ちゃんと始末をしていく ということがこれからの課題ですね。
いい感じですよね。やましたさんは、1ヶ月後を楽しみにしてる、と言いながら嬉しそうに帰っていきました。
【ウチ、断捨離しました!】断捨離3日目 捨てた棚が!? すれ違う親子の心
孝昌さんと美和さんが手伝いに来てくれました。
あれ、せっかく無くした棚が戻ってる・・・
お母さんが棚を戻してしまい、ゴミ箱から(小物を)出して飾ってしまっているんです!
なんでこれ戻したの?
これ ないと困るんだ。何でだか知らないけど困る。
つまり、ゴミ箱からもったいなくて人形を出したけど、飾るところがないから棚が必要だった訳ですよね。
人形とかも出したじゃん?「いらない」って。。。
これかわいくない? せっかく飾ったのに
堂々巡りですね
美和さんの言う事は正論とお母さんも分かっているけど、お母さんの気持ちも分からなくはないですね。
ダメだ もう・・・(母が)物を大事にしていたのを思い出してしまって・・・何かを捨てようかと思うと「ダメだー!」って。だから私も(捨てられない)癖がついてしまった。
【ウチ、断捨離しました!】孝昌さんがお父さんにSOS!
こちらリビングでは孝昌さんが戻した棚のことでお父さんに説得、というかSOS!
わざわざ(やましたさんが)来て綺麗にしてもらった意味がなくなる。あの1日は何だったの? 物をどんどん減らしていってスペースを作らないとキレイにならないでしょ? 枠(棚)があるとまたそこに物を入れちゃうから。
するとお父さん
「お母さん、そういうことだ。思い切ろうぜ!?」
お母さんは お父さんの一言で気持ちが変わりました。
絶対に「いい!」ってやつを残せばいい
お母さんも納得してゴミ袋にどんどん飾ってあるのを入れていきました。
棚が空っぽになったところで、今度は孝昌さん、棚を分解し始めました。また戻されたらたまらないですものね。
【ウチ、断捨離しました!】断捨離6日目 難攻不落!「もったいない」で断捨離ストップ!?
洋服の整理が始まりました。
タンスを開けると、その中だけで100着以上あります。
イツ子さん、舞台鑑賞が趣味で、お出か
け用の服やカバンを沢山持っているんです。
これらは内職をして貯めたお金で買っているそうです。82歳の今でも内職されているなんて、すごいですよね。
同じ物(バッグ)ばかり持って行くと格好悪いから、次から次に変えて持って行く。みんなそうしてる。
それで、一応全部タンスの中を出してみたのですが、捨てたのはわずか2着のみだったんです。
これに対し、ご主人曰く
「あんなのどこ着て行くの? 正直言って。(季節ごとに)3枚ずつあればいい。どうにもできない。参っちゃいますよ。本当に。何のために整理しているのか分からない。」
と、自分がお母さんのお手本になろうと、自分の服をバンバン断捨離し始めたんです。
すると、イツ子さん、えーー捨てちゃうの?勿体ない!!
俺はいらない、こんなの着て行くところない。
ときっぱり!! カッコいいです!!!
大きな袋3つを外に持って行くと、お母さん、また中を開いてシャツを取り出して、何で捨てちゃうの!?とお父さんに口出し。
ここからは次週に続きます・・・
【ウチ、断捨離しました!】「インスタグラマーのスッキリライフ」コーナー
人気インスタグラマーが3名、自撮りで紹介するコーナーでした。
一人目は 置き場所ごと断捨離!コンパクトライフのharuさん
haruさんは一戸建ての3LDKにご主人と猫ちゃんと暮らしています。
物だけでなく、置き場所も断捨離して、広々とした空間を実現しました。
haruさんのキッチンは、食器棚を購入せず、ユニットシェルフを使用。
食器を断捨離したら、食器棚が要らないことに気づいたそうです。お皿は立てかけるディッシュ立てでオシャレに収納。
玄関は靴箱を無くしました。玄関クローゼットの中(約1畳)には、靴の他にアウターや傘、ほうき、洗車用具、外で使うもの、折りたたみしきのバケツも入っていました。しかも、全体の半分も物がなく、スッキリと気持ちの良いクローゼットでした。
見事に固定観念を外しましたね!冒険してるのにスッキリしていて素晴らしい、とやましたさん。
2人目は「見せる収納」でスタイリッシュな空間を実現 Seriさん
Seriさんは1戸建て3LDKにお子さん2人の4人暮らし。
物を引き出しなどにしまわず、あえて見せる収納にしています。
階段下にはラダーハンガーに、掃除用具、除菌クリーナー、フェザーダスターを掛けています。
子供部屋も見せる収納。
ポイント おもちゃ棚には細かい物はカゴに入れ、大きい物は棚に置くだけで収納。
やましたさん曰く、
見せる収納は私も好きですが、とてもハードルが高いんです。まず物は選んで選んで選び抜いて厳選しないと出来ないこと。そして、日常品なのに美しくオブジェのように飾るのは誰もが憧れること。それを実現したことを賞賛していました。
3人目は断捨離で実現したお気に入りリビング ともあさん
ともあさんは一戸建ての1LDKに家族5人(子供3人)暮らし。
以前の家は散らかし放題だったそうですが、引っ越しを機に断捨離。
ダイニングテーブルを折りたたみ式にすることで、子どもが遊ぶときには広いスペースを確保。
使う時だけ出す
広い空間ができると、物を飾りたくなり、お気に入りのドライフラワーや花瓶を飾り、ながめながら暮らしているそう。暮らしに潤いが出ました。
家具に動きがある。空間も物も自由度を増すので その時その場に合わせた空間作りができるのは素晴らしいですね。
とやましたさん。
【ウチ、断捨離しました!】難攻不落!もったいない母VS.息子 終わりなき断捨離バトル (前編)を見て
いつも思うのですが、昭和の人の”もったいない精神” は なぜか男性ではなく女性に宿るようなんですね。
今生きている昭和の方は戦後を経験していますから、物の無い時代にどっぷり浸かっています。
一度手に入れた物は捨てられないですよね。でも、物があふれてくると気が滞(とどこお)る。早くそれに気づいて欲しいですね。
お母さんと息子さん、お母さんとお嫁さんのやりとりを聞いていると、やはり親子は遠慮がないので 言いたいことをお互い言ってますね。今回はお母さんが息子さんに甘えている感じ。。。
息子さんはお母さんに かなり気をつかって話しているけどお腹の中は相当イライラしているように感じました。
お父さんも忍耐強くて感心します。
お母さんの洋服やバッグのこだわりは、人目を気にするあまり、キープしたいという感情が伝わってきました。
こういう場合はレンタルサービスを利用すればいいのになぁ、と思いました。でもスマホやパソコンを自由に使えないと、それも大変ですし、昭和の人にとってはハードルが高いですね。
来週、どうなるのかちょっと心配ですが楽しみにしています。
インスタグラマーの3名の方のお部屋はモデルルームのようでした。特に印象的だったのが 見せる収納。
掃除道具などの日用品を、オブジェのように掛けて見せる収納にすると、お店のディスプレイのようで、とっても素敵でした。
選びぬいた用具もオシャレに見えました。
そして、子供部屋のおもちゃも、本当に子供がいるの?と思うくらいにキレイに片付いていて、おもちゃが入っているカゴもとってもおしゃれです。家具の色とマッチしていて、プラスチックではなく木製なので飽きがこないと思います。
無印とかの白製品も悪くはありませんが、やはり自然の材質に勝る物はないと実感しました。
プロでもなく普通の人もこういうインテリアを表現できるものなのだな、と感心しました。
後編はこちらから⬇︎