ウチ、断捨離しました【感想・内容】ゴージャス夫人のお宝再発見 11月9日分

メディア・断捨離




【ウチ、断捨離しました】ゴージャス夫人のお宝再発見

第49回は、番組始まって以来のゴージャスハウスに
お住まいのともみさんのお話でした。

場所は東京。2LDKのお宅ですが、
中はとても広いです。
リビングは20畳もあり、
亡きアメリカ人のご主人ディックさんが
集めた立派な家具や調度品が揃っています。

でもなぜかテーブルや床の上には物が出しっぱなしに。スタッフが「どうして床に物を置いているのですか?」
との問いには
考えたこともなかった。
いつもこの辺にいるので取りやすいからですかね。
寝室に行くと、完全に物置きになっていました。
クローゼットの中には高そうな服がぎっしり。
入りきらないものは床に山積み状態です。
ともみさん片付けられないんですと言っていますが、
ホントに片付け方を知らないんだな、と言う印象です。
キッチンはアメリカのキッチンと同じ作りになっています。
大きなオーブンがあり、
開けるとなぜかペットボトルの水が何本も入っています。
普段使わないしスペースがもったいないから
と入れてるようです。
リビングには家紋入りのキャンドルとか
銀の燭台(しょくだい)があります。
でも放っておいて手入れをしていないので
真っ黒になっています。
また引き出しには銀のナイフやフォークが ずら〜〜〜〜り。
パーティー用にご主人のディックさんが買い揃えたそうですが
これも処分したいとのこと。
自分は使わないので使ってもらえる人がいたらいいかなあと。
花瓶は百何十万円したとかともみさんはサラッと言うのですが、
重くて持てないんです
だから処分?
その他、
昭和天皇の后(きさき)である香淳皇后がお書きになったという書。
江戸時代に徳川将軍家が使ったと言われる扇。
などなど美術品や骨董品がた〜くさん。
ディックさんの趣味だったようです。
欄間(らんま)の板も映りました。
ディックさんの書斎に入ると
レーガン大統領とディックさんが
握手をしている写真が飾られていました。
ディックさんは日本に駐在する
アメリカ政府の高官だったそうです。
その間、英語が堪能なともみさんと出会い結婚。
5年前にご主人が亡くなり、
ベッドはすぐに処分。
悲しすぎて見るのが辛かったそうです。
そして思い出が残る物を見るたびに
悲しくて手がつけられなくなってしまったのだとか。
いつまでもこのままではいけない、
悲しみを引きずってはいけない、
前向きに生きていけるようにと
断捨離を決断したのだそうです。

【ウチ、断捨離しました】ゴージャス夫人のお宅にやましたさんがやってきた

やましたさんが家の中に入り見渡します。

ご主人に関係するものは全部捨てよう
と思っていることを知ったやましたさんのアドバイスは

断捨離は捨てることではなく、
本来あるべき姿によみがえらせること
と言います。

銀の燭台など長年放置して輝きを失った物をよみがえらせることで、
家もともみさん自身も耀きを取り戻すことができると提案しました。

まず取り掛かったのが銀の燭台が置いてある飾るスペース。
ここをスッキリさせて断捨離の効果を実感してもらいます。

まずやましたさんは
今の状態をiPadで写真に収めました

必要でない物を選んでみて
捨てるんじゃなくて、捨てると思わない。
取り除きたいものだけこっち(テーブルの上)に出して。

この空間にふさわしくないと思う物を
一つ一つ取り除いていきます。

ともみさんは迷いながらも選んでいきます。
造花が結構ある印象。
ともみさん、やっているうちに判断が早くなってきました。

30分でかなり要らないものが出てきました。

少し離れた所から見ると、まるで美術館。

ともみさんの場合は捨てるんじゃなくて、
選び抜く 選び抜く 選び抜く
選び抜けば
とってもいい空間になると思うよ。」とやましたさん。

テーブルの上の一部を捨て、
残りは後でゆっくり考えることにしました。

断捨離中に
『すごい高いものだから、これを売れば3ヶ月は食べられるよ』
とご主人が言ったお宝(お皿)も出てきました。



【ウチ、断捨離しました】断捨離2日目 助っ人① お嬢様の辛口断捨離

スタッフがともみさんのお宅を訪ねると
ともみさんのお姉さんのお孫さんの玲於渚(れおな)さんが
一緒にお出迎えしてくれました。

ともみさんは一人で判断するのは難しいと思い
親戚や友人を総動員して
断捨離を手伝ってもらうことにしました。

まずは昨日テーブルに置いた保留分から。

クリスタルのオブジェ、スワロフスキーが沢山あります。

玲於渚さん「くれると言われても要らないもん。」
ともみさん他の人が欲しいかもしれないよ。
でも、処分すべきだとバッサリ!

玲於渚さん「このテーブル捨てないの?」
ともみさんえ、だって180万円もしたのよ。
玲於渚さん「値段じゃなくない?」

玲於渚さん「イスいらなくない?捨てればいいじゃん。」
玲於渚さん「これも要らない、これも要らない、これも要らない。」
と容赦なく指摘していきます。

バッシバッシはっきり言う、
こんな玲於渚さんのことがともみさんは大好き!

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ともみさんも意見をはっきり言う方だから

自分と同じタイプの玲於渚ちゃんとは

気が合うんですね。

さてここで本来の目的に取り掛かります。

銀の燭台を磨いて元の姿に戻します
磨きながら玲於渚さんが
『部屋の乱れは心の乱れ〜』と言うと
ともみさんは笑っています・・・

辛口の玲於渚さんですが
ともみさんをとても尊敬しています。

「アンティ(ともみさん)のすごいところは、
あの時代に大学を出たことですかね。
あの時代に4年制大学を出てCA
(キャビンアテンダント)
をやっていたのはすごい。」

当時、4年制の大学に進むのが珍しい時代に
ともみさんは文学部に進学。
そこで英語を磨き、
卒業後は国際線のCAになります。

更に外資系企業に転職。
キャリアウーマンのさきがけのような存在でした。

もともと絶対自立して生きていく、
と言う気持ちでした。
あの頃の女性の職業はちょっと良くて、
教師、アナウンサー、スチュワーデス
ぐらいしかありませんでした。

玲於渚さんは自分も仕事をするようになって、
ともみさんの素晴らしさが一層分かったのだそうです。



【ウチ、断捨離しました】断捨離3日目 助っ人②マダムの華麗なる断捨離

この日も助っ人がいらっしゃいました。
ともみさんのフラダンス教室のお友達で
洋服を作っているふみ子さん。

取り掛かったのは長年溜め込んだ洋服の断捨離。
どれを処分するか、
オシャレに詳しいふみ子さんにアドバイスをもらいます。

流行や傷み具合などを考慮して
処分する物を判断していきます。

どれも高級そうな服ばかり。
しかも、買って一度も着ていない服が次々と出てきます。

その原因はなんと衝動買い。
衝動買いについてスタッフが詳しく聞いてみると
ご主人のストレスのせいで買ってしまったようです。

写真で見る限りラブラブのようですが
何が原因だったのでしょうか。

円形脱毛症が2つできて腸に穴が空いたほど
ともみさんはご主人に対してストレスを溜めていたそう。

英語がネイティブではないから言いたいことが言えない。
向こうは言いたいことをバーっと言ってくるけど
こちらはすぐに言い返せなくて・・・。

我慢の連続だったそうです。
1年経ったらバタンと倒れて
その時は円形脱毛症が2つできていたそう。

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国際結婚するぐらいだから
意志の疎通はバッチリ、
と思われがちですが、
言葉の壁はあるものなんですね。

 

そういえば、
昔英語のスクールに行った時
国際結婚している人が結構来ていて、

不思議に思って聞いてみると

 

ご主人の英語は分かるけど
他の人の英語は分からない、と
異口同音に言ってました。

そんなものなのですね。

この日断捨離した洋服は50着以上。
辛かった思い出ともさようならです。

 



【ウチ、断捨離しました】断捨離4日目 助っ人③ 一石二鳥の断捨離

この日ともみさんはリビングの断捨離を始めていました。
すると友人の明さんと言う30代の男性がやってきました。
恋人?
いえいえ、ただの知り合いだそうです。
ショッピングをしているときに
たまたま知り合ったそうですよ。

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ともみさんの社交的な性格が伺えますね。

明さんには
家具の移動などの力仕事をお願いしました。

手伝ってくれたお礼に
ディックさんのコートジャケットをプレゼント。
なんとサイズもぴったりです。
ディックさんの服も処分できて正に一石二鳥でした。

助っ人が次から次へとやってきます。

ともみさんが英語を教えていた頃の
元教え子の淳一さんです。
ソファーをともみさんと移動していました。

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ともみさんはお一人だけど、
声をかけたら直ぐに来てくれる
ステキなお知り合いが沢山いて幸せですね!

 

 



【ウチ、断捨離しました】断捨離5日目 ディックさんの書斎の整理

ディックさんの机の引き出しには
仕事やプライペートの書類が
たくさん詰まっていました。

1949年、半世紀前のディックさん
陸軍学校の卒業アルバムが出てきました。

ともみさんはこれを見るのは初めてだそうです。
ディックさんはご両親を早くに亡くされ、
陸軍学校を卒業したあと、
17歳から約20年間、
アメリカ陸軍に所属しました。

そして、金庫の中を見ると結婚証明書が出てきました。
ちゃんと取っておいてくれたんだ
ともみさんは嬉しそうです。

お二人が結婚されたのは
お互いがもう若くない年齢でした。
ともみさんがようやくつかんだ幸せです。
それまでにともみさんは結婚しようと思った時期もありましたが
上手くいかなかったそうです。

すごく結婚したかった男性のお母さんから
「あなたはダメよ」と言われたそう。
彼は自分を愛してくれてたけど、
母親の一言でパッと変わってしまったんです。

その男性は母親の認めた人とお見合いをして結婚されたみたいです。
でも当時はそれが普通だったんだと思います

自分の意見をはっきり言う、
自立した女性だったともみさん。

当時の日本は
男性より一歩下がって夫を立てるのが美徳。
そんな風潮の中、ディックさんは
ともみさんの生き方を
真正面から受け止めてくれました。

「(年齢が若くないので)
あまり長くは一緒にいられないかもしれないけど
僕と人生をシェアしてくれ」
とお酒でベロンベロンになりながら
プロポーズしてくれたみたい。

ディックさんは
ありのままの自分を認めてくれた
初めての男性。

ディックさんを失った悲しみが癒えるのは
まだまだ時間がかかりそう・・・。

【ウチ、断捨離しました】断捨離の終盤 発掘したお宝に驚きの鑑定結果が!

断捨離も終盤に差し掛かった頃、
また一人の男性がやってきました。
骨董品屋さんです。
断捨離で出たお宝を出張鑑定に来てくれました。

今回は査定だけをしてもらうことに。

まずは徳川将軍家で使われていたという扇から。

な、なんと、まさかの3000円。
昔の有名な物の写しを版画で刷ったものは
プリントと同じなのだそう。
つまり本物ではなく写し
(別の作者が真似て作った作品)だったのです。

次に香淳皇后がお書きになった書。
こちらも印刷で直筆ではないので価値はゼロ。
でもなんとか1000円の価値を頂けました。

3ヶ月は食べていけると言われていたお皿は
といえば・・・

作者・年代を鑑定できず買取不能。あらら〜〜〜

他のお宝も期待したほどの値段はつきませんでした。

でもともみさん、
新たな気持ちが芽生えていたんです。
いい値段はつかなかったけど
主人が大切にしていたものは残しておこうかな、
と思います。

ディックさんがお宝を残したのはともみさんの生活を考えてのこと。
その気持ちこそがお宝だったのかもしれないね〜

とナビゲーターの平泉さん。



【ウチ、断捨離しました】再びやましたさんが1ヶ月後にやってきた

ごちゃごちゃだったリビングは
開放感あふれる空間に変身していました。
美術館仕様になった とやましたさん。

他の場所もきれいになっています。
一部屋だけはまだ物置き状態ですが、
これから少しずつやっていくそうです。

しかし、
やましたさんにはまだ気になるところがあります。

ガラステーブルとこの鏡、光らせたらどうかしら?

よく見るとガラステーブルがホコリだらけです。
ともみさんとやましたさんが一緒に
ピカピカに磨きました。
すると
私こっちもやります、と
ともみさん積極的に他のところを磨き始めます。

一度始めたら止まらないのが断捨離

【断捨離の精平泉さんやましたさんの会話】

空間がよみがえると同時に
住んでいる人がよみがえる過程は嬉しいですね。

もともとステキな方が年齢を増して更に輝いた感じ。
その表情がこちらも見ていて励みになりました。

ともみさんは価値のなかったお宝を残したけれど
モノとの関係というのは
物にまつわるストーリーに価値がある
人それぞれの価値があるんだな、
ということを改めて確認できて
物というのは私たちが価値を与えていくものなんですね。



【ウチ、断捨離しました】断捨離を終えた10日後

ともみさんはキッチンで料理に励んでいました。
ピンポーンと現れたのは断捨離を手伝ってくれた人たち。

その労をねぎらうために
ささやかなパーティーを開くことにしたのだそう。
引き出しに眠っていた銀の食器も使ってもらうことに。

これみんな食べていかなかったら半殺しだからね
ともみさん(笑)

久しぶりに賑わいを見せたダイニングテーブル。
ともみさんの笑顔がとっても印象的でした。

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ともみさん、お部屋もステキによみがえって良かったですね!
ディックさんは天国からともみさんを
ニコニコしながら見守っていると思います!

 

 




『ウチ、断捨離しました』番組概要(BS朝日公式サイトより)

ウチ、“断捨離”しました! 毎週 月曜 よる8:00~
片づけられない!捨てられない!家族の密着ドキュメント

イラスト:五月女ケイ子

年齢を重ねるに連れて増えていく「思い出の品」や「捨てられないモノ」・・・。断捨離(R)提唱者やましたひでこさんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、断捨離をスタート!モノと向き合い、「今の自分にとって大事なことは何か」と向き合うことで家族の密着ドキュメンタリー。過去5回スペシャル番組として放送し、待望のレギュラースタート!スタジオ(やましたひでこ宅)では、やましたひでこさんと断捨離の精・精さん(声:平泉成さん)が断捨離テクニックなどをお伝えします。

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家の中は亡くなったご主人とのいい思い出が沢山詰まっている物で溢れていました。
それを見るたびにご主人のことを思い出し悲しくなってしまったともみさん。

でも、これらを捨てずに磨いてよみがえらせることで、
家もともみさん自身も耀きを取り戻すことができました。

さすがやましたマジック!

来週も楽しみです♪

 

来週の予告はこちら⬇︎




『ウチ、断捨離しました』やましたひでこさんプロフィール

 

やましたひでこさん プロフィール

一般財団法人「断捨離®︎」代表
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み応用提唱。誰もが実践可能な「自己探訪メソッド」を構築。

断捨離は人生を有機的に機能させる「行動哲学」と位置づけ、空間を新陳代謝させながら新たな思考と行動を促すその提案は、年齢、性別、職業を問わず圧倒的な支持を得ている。

『断捨離』をはじめとするシリーズ書籍は、国内外累計500万部を超えるミリオンセラー。アジア各国、ヨーロッパ各国において20言語以上に翻訳されている。

※「断捨離」はやましたひでこ個人の登録商標であり、無断商業利用はできません。

現在、BS朝日「ウチ、断捨離しました!」
<毎週月曜夜8時>レギュラー出演中。

(Amebaオフィシャルブログより引用)

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