今や広がりつつあるお掃除ロボット。
「ルンバ」などのロボット掃除機は知らない人がいないくらい浸透してきましたね。
YouTubeを見ていると床の水拭きをしてくれる「ブラーバ」はミニマリストさんたちが多く愛用しています。
今日(2020年11月1日)の産経新聞のニュースでは
「トヨタがつくる次世代のロボットは、『家の片付け』も自ら学習する」と載っていました。
今日は未来のロボットについて深掘りします。
未来の家事ロボット トヨタがつくる次世代のロボットは「家の片付けロボット」」
トヨタは自動車だけではなく家庭用ロボットの研究開発もしているのですね。
「天井から吊るされたロボットがスポンジをつかんだ両腕をゆっくりと伸ばし、キッチンの上を入念に拭いている」と記載されていたのですが、
私にはこの両腕が両足に見えます(笑)
ちょっと大きすぎて実用的な感じがしないんですけど・・・
【クルマの専門技術を家庭に】ということで
トヨタは2015年10億ドル(約1,059億円)を投資してTRI(トヨタ・リサーチ・インスティテュート)を設立。
一般的な日本の家屋は、狭くてごちゃごちゃしている
それを見たTRIの研究者たちが「何とかして天井を利用できないものだろうか? 」という思いで開発したようです。
言われてみれば床は足の踏み場もないほど散らかったお家が沢山ありますが、確かに天井はまだスペースが空いてますね。
そう考えると天井から吊るすというアイデアはいいと思いました。
この掃除ロボットは、カリフォルニア州ロスアルトスの(TRI)にある家を模した空間で暮らしているそうです。
トヨタの別の研究所(マサチューセッツ州)では、ロボットたちが皿やカップをつかんで持ち上げ、食洗機に詰め込む練習をしているみたいです。
ロボットの特徴としてはものを掴むときに使う“触覚”をもつ柔らかいグリッパー。
そうですよね、食器は割ってしまったら大変だからグリッパーは柔らかくないとね。
機械ってごっつくて硬いイメージがあるけど柔らかさも追求しながら行っているのですね。
TRIの最高経営責任者(CEO)であるギル・プラットさんによると、
「クルマは外の路上で動くロボットなのです。
クルマの目的は人間の活動の幅を広げることです。
わたしたちはロボットも同様だと考えています。
ロボットは人間の活動の幅を広げるための存在なのです」と語ります。
なるほど、車は家の外のロボット。そうかもねーーーー。
それで今度は家の中のロボットを作っているわけね。
これらのロボットの商品化は未定だそう。でもトヨタは、巨大化が見込まれるこの市場への早期参入を目指しているそうですよ。
人工知能(AI)のロボットはどこまで開発が進んでいくのか今後も見逃せませんね。
私たちが考える欲しいロボットについて調べてみた
@niftyニュースによると
「自宅でロボットにしてほしいと思うことは?」という調査について総合ランキングの詳細は以下の結果。
1位 「掃除・片付け」 63.2%
2位 「留守番・防犯」 49.4%
3位 「力仕事・荷物もち」 45.1%
4位 「洗濯物を干す・畳む」 35.3%
5位 「看護・介護」 30.1%
6位 「料理」 29.8%
7位 「運転・自動送迎」 29.4%
8位 「ゴミ出し」 29.4%
9位 「マッサージ」 28.7%
10位「何でも調べて答えてくれる」 17.0%
やはり「掃除・片付け」は 63.2% と断トツなんですね。
私も考えてみました。
私は掃除や片付けは自分でやりたい派だから要りません。
でも防犯と力仕事、運転のロボットが欲しいです。
運転は車庫入れや駐車が下手なので壁や人の車に接触しないよう、その部分だけは是非ともお願いしたいところ。
面白いロボットが欲しい意見が沢山出てきたので並べてみますね。
- 重たい買い物の運搬
- 部屋の模様替えの時に大型家具を移動させてほしい
- 解体できるものは無料の30センチ以内になるよう切ってほしい
- 粗大ごみを出す時、有料大型のごみを玄関前まで運んでほしい
- 窓など高い場所の掃除をしてほしい
- 蜘蛛やゴキブリが出たら、自動で感知して退治してほしい
- 母を介護してもらってついでに話し相手になって欲しい
- かたくて開かないビンの蓋を開けてほしい
- 留守を安全に守ってくれる(防犯・防災)
- 仕事の愚痴を聞いてほしい
- お医者さんロボットが欲しい(緊急時には救急車を呼んでくれる)
- ペットのお世話(旅行中などの)
- 体調が悪く寝込んでいるとき幾つかの補助パターン(料理、買い物、電話の応対など)がロボット化
- 部屋の片づけ、掃除全般。心地よい部屋の状態を記憶させておいて、ボタン一つでその状態に戻してもらう
- 布団干し
- 野生動物を追い払ってほしい
- 忘れがちな親戚付き合いのスケジュール管理やアドバイス、相談役としても機能してくれたら完璧。
- 新聞や雑誌、その他書類の整理、ファイリング
- 老眼で見えなくなりつつある細かなゴミや、手の届かない所のホコリなどを知らせてほしい
- 匂いの発生源、特に悪臭を放つモノの特定
- スーパーなどに日常の買い物に行ってくれるロボット
- 今晩、明日の昼と夜などは何を食べるか、その材料として何をどの位買えばいいかなど、判断して買ってきてくれる
- 家の天井や壁、窓拭きなどをしてもらえると助かる「大掃除支援ロボット」1日いくらかでレンタルがあると利用希望者が多いのでは
- 人間が嫌がること、面倒臭いこと、汚い仕事、力の要る作業等々
- マッサージ
- うちの弱虫ネコが外で他のネコに悪さをされないようにボディガードをしてほしい
- 私にはできない断捨離のための判断。物の要不要を判断して要らないものは捨ててほしい
- 家の中をピカピカにして新しいインテリア配置なんかも提案してほしい
- テレビ番組表から見逃したくない番組を選んで録画して理由のリストを作っておいてくれることを期待する
- 雪かきロボット
- 手が届かない場所の電球や蛍光灯の交換および掃除、換気扇の掃除。屋根の上や雨樋に降り注いだお隣の高木の朽ちた枝や葉の除去
- 家庭菜園の世話です。仕事で毎日面倒みられないので、草取りや防虫などこまめな作業をしてほしい
- 風呂で全身を洗ってくれる、ついでに美顔マッサージも。
- 留守中の植木鉢への水やりとか、防犯のため家の者が留守だと気づかれないように、夜になったら部屋の電気をつけたり雨戸を閉めたり、郵便物や新聞を取り込んだりしてもらえると助かります
- 妻が亡くなって一人暮らしになってしまったので、私を見守ってほしい。異常時には、救急車の自動手配や離れて暮らす子供たちへ緊急通報をしてほしい。
- 孫達が遊びに来てくれた時に、一緒に遊んで欲しい。じいじい、ばあばあが疲れた時にかわって遊んで欲しい。その間に休養し、復活する。
なるほどね〜〜。いいなあと思うのも沢山あるけど、ここまで必要?というものもありますね。
よくよく見るとこれで生活している人も沢山いるわけで、全部が全部ロボット化してしまうと殆どの職業がなくなっちゃいますね。
出来たとしても、ロボットの代金と人に頼む代金とどちらが安いか?
ということになるのかもしれませんが、なんか人との繋がりが希薄になっていく感じもするし、このくらい自分でやらないとボケちゃうんじゃない?という気がしました。
ドローンで山の上に荷物を運ぶとか、一人暮らしの安全見守り的な毎日人には頼めない類のロボット化ならいいな、と改めて思いました。皆さんはどうですか?