第83回目は実家の断捨離スペシャルで
3件のお宅を例に、実家をピカピカにするコツを一挙に大公開してくれました。
そして、気になる 断捨離の ”その後” も追跡して どうなったかを公開してくれました。
ぜひ、最後まで見てくださいね♪
【ウチ、断捨離しました!】完全攻略! 実家をピカピカにしよう【特別編】
お悩み① 頑固な父が物を捨ててくれない! 広美さん(53歳)のケース
千葉県茂原市 2020年 7月放送では 富雄さん(79歳)ひろ子さん(76歳)、長女の広美さん(53歳)が登場。
おうちの中に一歩入ると おしゃれでとーーーーーってもきれい!
和風建築で凝ったつくり。お父さんは建築業が本職で2年間で作り上げたのだとか。
しかし、問題なのは お父さんの作業場が、すごいことになっていたんです。
仕事道具だけではなく、日用品まであり、あふれていたんですね。
俺が作った時にはこんなにひどくなかった とお父さん。
隣の部屋には趣味の部屋でカラオケルームもあり、ここも物がいっぱい。更には、鯉が沢山泳ぐ大きな いけす まで作られていました。
広美さん曰く、最初は断捨離のOKが出たのに、その後「もう俺は何もやらないから勝手にやれ」と言われたらしいのですが、やたらにやると怒られるのでお母さんも手がつけられなかったのだそう。
そこで、やましたさんは、みんなでお父さんがリーダーだってことにする
ビッグプロジェクトのチームリーダーにしたんですね。
そして、この人は何を一番大事に思っているか知ろうとする、関心を持ってあげることが必要、とアドバイス。
親が何を大事にしているか知ろうとする
断捨離が始まったのですが、作業場の隣の部屋には、よくよく見ると広美さんの物が沢山棚の中に入っていたんですね。
まずはそこから手をつけて棚のスペースが空いたんです。
やっているうちに棚の中には、そこに紛れてお父さんの 処分が難しいから怠った物 の入った段ボールも見つかりました。
やましたさんは段ボールのトップの4枚のフタになる部分を全部切り取り、中が見えるようにしました。
見えないとわからないでしょ。見えたらなんとかしようとするから。
不要なものは目につくようにする
そして、肝心の作業場の断捨離では、中の物を一度外に出し、大事な物だけ部屋に戻すという作業が始まりました。
かなり高価なカンナとかも見つかりました。名匠の作ったもので価格は14万円だとか。
すると、広美さんの提案で、その棚には
お父さんの大事にしている仕事道具を飾るように並べる というのをやりました。もちろん高価なカンナは特等席です。
色々な大工道具が美術品のように棚に並べられ、それを見たお父さんは嬉しそうです。「一目見れば何があるかわかる」と言うだけで、嬉しいなんて言葉は出てこないのが頑固親父ですよね。
それでも作業場はめちゃくちゃキレイに片づき、カラオケ部屋も皆んなが集まるのが楽しいくらいにオシャレに変身しました。
再び訪れたやましたさんが感激し、今の気持ちをお父さんに聞いてみると
「最高ですね」とニンマリ。やましたさん自らがご家族にカメラを向けてみんなで記念撮影をしていました。
そして・・・それから1年後・・・
作業場は元の木阿弥かと思うほど、また散らかっていたんです。
リバウンド? と思いきや、資材も欲しい人にあげようと思って整理していたのだそう。
お父さんとしては、ただ捨てちゃうとかリサイクルに出すんじゃなくて、やっぱり「大事に使ってもらえる人に譲りたい」ということで、リバウンドしたわけではなかったんですね。
断捨離に、更に拍車がかかったってことですね!
1年前のTV出演の反響がすごかったらしく、テレビを見ていた広美さんの勤める旅行会社のお客様が「ぜひお父さんに会いたい」とか「鯉を見たい」と、なんと3回もツアーを組んで見にきたそうですよ。
こんな感じで、お父さんには新たな楽しみ(お客さんと会うこと)ができていたんです。
更にやましたさんは、「もう自分の人生は終わりだ」と言っていたお父さんに、
「素晴らしいお仕事をされてきたんですね。」と言ってあげたそう。
そしたら、今度はそれを次の世代に引き継いでもらおう、という目標ができて、再び道具の断捨離をしたそうなんですね。
いや〜、ステキなお話ですね!
思い切って断捨離したことで
新たな世界が広がったんですね♪
お悩み② 母に快適な暮らしを取り戻してあげたい!圭さん(49歳)のケース
群馬県太田市では圭さんのお母さん(裕江ひろえさん75歳)が、リビングのソファーで寝起きしているというケースでした。
広い家ではありますが、一つの部屋は息子さん、一つの部屋は介護が必要なお父さんの部屋で、お母さんが自由に使えるのは、リビングとキッチンしかないんですね。
物が多すぎてベッドが置けず、結局ソファーがベッド代わりになってしまったようです。
最初の放送は2020年2月で、この日はやましたさんと断捨離トレーナーの小林ふみこさんとヤマグチユミさんが、圭子さんのもとに駆けつけてくれました。
玄関を入るやいなや、下駄箱をのぞこうと扉を開けようとしたのですが、引っかかって開けられない。部屋の中もぐるーっと見渡すとグチャグチャ〜。押入れも納戸も物であふれていました。
やましたさん曰く、
とにかく物が多すぎる。ここは住まいじゃなくて物置。
と言うと、お父さん(孝男さん78歳)が大きくうなずいて、
お父さんが大きくうなずいた! とお母さんやみんなを笑わせます。
やましたさんの戦略は
2DKのマンション作り にすればずっと快適になるはず!ということ。
2DK化計画が始まりました。
「新しいマンションに引っ越しましたよ」という気持ちになって、新しいマンションに連れていく物を選び抜く
そんな気持ちで物を選別していきます。
調味料の同じ物がいくつも見つかったので、あえて並べて置きます。
そして、高齢になると作業が大変になるので
としてお母さんには判断だけをお願いしました。
長男の 俊英としひで さんも手伝ってくれました。
食器も人からもらった物が沢山増えていました。そこで
初期は棚から全部出して並べ 比較しながら選別する
皿なら皿、コーヒーカップだけ、湯呑み&マグカップ
と3つに分類し、そこから選別していきました。
大きな食器棚も俊英さんの力を借りて大移動し、見事に片付きました。
かなりスッキリしましたよー。
圭さんが、「物は捨てていくけど 笑顔が増えるのが断捨離」と涙を浮かべて喜んでいたのが印象的でした。
そして・・・それから1年後・・・
圭さんのご実家を再び訪ねてみると、お母さんと圭さん、孫のひまりちゃんがお出迎え。お母さんは髪型も変わり、ステキになっていました。なんか若返った感じです♪
キッチンはキレイな状態を保ち、更にピカピカ光っていました。
なんと、1年前の断捨離後、ご主人が食器洗いを手伝ってくれるようになったんですって!とても助かっています、とお母さんも嬉しそう。
リビングもキレイだし、1年前にはなかった待望のベッドが設置されていました。
ソファーで寝ていた時には、家族みんながいなくなってからしか寝られなかったけど、ベッドがあることで、いつでも好きな時に寝られるという安心感が得られたそう。
ますます2DKが充実してきたそうです。
そして、家族みんなの心が穏やかになり、人間関係が円滑になったのでそういう意味でも安心した、と圭さんは言っていました。
お母さんとお父さん、ご長男のお互いが、前より仲良くなったそうですよ。
子供としては 親が仲良しで健康に暮らしてくれるのが一番 と圭さん、本当に嬉しそうに話していました。
本当にその通りですよね。
1年後は更にパワーアップしていて素晴らしいですね!
お悩み③ 母の気力が衰えてしまった・・・レイコさん(43歳)のケース
物が溢れた実家で、家事をする気力を失ってしまい
元気がない母親(たつ子さん72歳)を救いたいとやましたさんにSOSを送ったんですね。2020年9月28日
こちらは以前、記事にしています。
今回1年後の様子は特に映し出されなかったので、詳しく知りたい方はこちらをご覧くださいね⬇︎
【ウチ、断捨離しました!】実家の断捨離をやり遂げるには・・・やましたさんの言葉
かつての親の姿が失われていくのは寂しく切ない
同時に自分自身の行く末もこうなるのか、と言う怒りと共に複雑な気分になる。
でも必ず突破口はある!!
親が過ごしてきた人生の軌跡に焦点を合わせた言葉がけをしてあげると必ず心を開いてくれる。
逆に言うと、今の有様を責めるような言葉がけは絶対にしてはならない!!
今までの人生の賞賛を 繰り返し繰り返し 子側は親世代に声かけしたらいいと思います。
【ウチ、断捨離しました!】完全攻略! 実家をピカピカにしよう【特別編】を見ての私の感想
3件のお宅の例を見て、声かけ一つで親の態度が変わる!
ということを改めて実感しました。
1件目の例では 頑固なお父さんを隊長にして気分を上げてもらう
2件目と3件目の例では 心配な気持ちを素直に親に伝える
と言うこと。
しかも、言葉を間違えると大変なことになる!!
と言うことです。
親子は遠慮がないので、言いたい事をズバズバ言ってしまいがち。
今の惨状を 親の老化を考慮しないで言ってしまうことってホントにあると思うんです。
私も親を介護した経験があり、介護のいらだちを親に直接ぶつけてしまい、何度も傷つけてしまいました。
でもこれに気づくのは親が亡くなった後なんです。
今現在目の前にいる親はぴんぴんしてて、まだまだ大丈夫、と思っていても、親の死は突然やってきます。
朝、普通に朝食をとっていたのに、夕方には誤嚥性肺炎になって、即入院となってしまうこともあります。(うちの場合がそうでした)
だから、これを読んでる皆さんには、私と同じ思いをしてほしくないなぁ、と心から思うんですね。
最後にやましたさんがおっしゃったように
今までの人生の賞賛を 繰り返し繰り返し 子側は親世代に声かけしたらいい
今回もいい番組の内容だったと思います。
見逃した人は一週間だけ見られますよ。
下記⬇︎をご覧くださいね。
【ウチ、断捨離しました】見逃し配信で見る方法
先週のを見逃してしまったら1週間だけ見られる方法があります。
私のように外国に住んでいてもTVer(ティーバー)なら見られます!
- ウチ、断捨離しました と検索する
- 一番上のところをクリックする
- BS朝日の公式ページが出てくるので下の方までスクロールする
- みのがし動画TVerをクリックする(これで完了)
1週間だけ見られますよ! 下⬇︎を参考にしてね♪
【ウチ、断捨離しました】番組概要(BS朝日公式サイトより)
ウチ、“断捨離”しました! 毎週 月曜 よる8:00~
片づけられない!捨てられない!家族の密着ドキュメント年齢を重ねるに連れて増えていく「思い出の品」や「捨てられないモノ」・・・。断捨離(R)提唱者やましたひでこさんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、断捨離をスタート!モノと向き合い、「今の自分にとって大事なことは何か」と向き合うことで家族の密着ドキュメンタリー。過去5回スペシャル番組として放送し、待望のレギュラースタート!スタジオ(やましたひでこ宅)では、やましたひでこさんと断捨離の精・精さん(声:平泉成さん)が断捨離テクニックなどをお伝えします。
来週も見逃せませんね♪
『ウチ、断捨離しました』やましたひでこさんプロフィール
やましたひでこさん プロフィール
一般財団法人「断捨離®︎」代表
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み応用提唱。誰もが実践可能な「自己探訪メソッド」を構築。断捨離は人生を有機的に機能させる「行動哲学」と位置づけ、空間を新陳代謝させながら新たな思考と行動を促すその提案は、年齢、性別、職業を問わず圧倒的な支持を得ている。
『断捨離』をはじめとするシリーズ書籍は、国内外累計500万部を超えるミリオンセラー。アジア各国、ヨーロッパ各国において20言語以上に翻訳されている。
※「断捨離」はやましたひでこ個人の登録商標であり、無断商業利用はできません。
現在、BS朝日「ウチ、断捨離しました!」
<毎週月曜夜8時>レギュラー出演中。
https://www.bs-asahi.co.jp/danshari/
(Amebaオフィシャルブログより引用)