ウチ、断捨離しました!【感想・内容】 子育てってムズカシー 働くママ後悔からの脱却 3月14日放送分

メディア・断捨離

今回は共働きで子どもを育てるご夫婦のお話です。

「子どもがらみの何かで自分は捨てられない。」

家の中は、子どもが小さかった時の物であふれています。

「悔いを埋めるために取っといて自分を慰めている物なんだよね。」とやましたさん。

子育ての悔いは断捨離で埋まるのか!? がテーマです。

新学期の前なので、断捨離にはもってこいですよね!

二人のお子さんが心地よい空間で新学年を迎えられるように応援したいです!

ママとパパ、がんばれ!

yumeri
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次回もお楽しみにね!

【ウチ、断捨離しました】子育てってムズカシー 働くママ後悔からの脱却

家中がクローゼット?

今回の舞台は神奈川県の とあるマンション4LDKです。

主人公はようこさん(51歳)です。ご主人のただしさん(51歳)、長女ちゃん(16歳)、長男くん(13歳)です。

玄関を入ると、いきなりダウンジャケットが4枚お出迎え。

のれんのような洋服で迎えてしまうんですけど・・・部屋に収納しきれないものがだんだん廊下がクローゼットになってしまって。

あちらこちらに突っ張り棒とそれにかかった洋服が目立ちます。

息子は今 部屋を持っていないのでここが息子のクローゼット。

ダイニングキッチンにも息子ちゃんの本棚があり、色々な物が置いてあります。

畳部屋をのぞくと、押入れの中はぎゅうぎゅうなので、壁ぎわに3セットのお布団が丸めたように並んで置いてあります。お父さん、お母さん、息子ちゃんの3人分です。

物を減らさなければいけない、というところには行き着くんですけど、それをどこから手をつけていいのかがわからなくて。

ぼくからすれば、例えばここにある絵本は全部なくてもいいと思うのですが、うち(妻)の方が捨てられないんです。

思い出とセットになっちゃってて捨てづらいっていうのがありますね。

そして、引っ越してきた時にご夫婦の寝室にしようとしていた部屋は、もはや物置状態です。

そして、もう一つの部屋は半分押入れというか納戸のような感じでキッチンに収まり切れない分の食料庫になっていました。

いつも忙しいし追われている感じで、常にご飯のことばっかり考えてます。

忙しかった子育て期

ようこさんは大手保険会社に勤め経理の仕事をバリバリしていますが、コロナの関係で家でリモートの仕事が多くなり、家の中を改めて見直すと、断捨離したくなったそう。

唯一、長女ちゃんだけが自分の部屋を持っています。将来はファッション関係の仕事につきたいと服飾の専門学校に通っています。

自分でデザインしたスケッチ画と実際に作ったステキなスカートを見せてくれました。でも洋服を作るスペースとしては4畳は狭すぎる、と言います。

今回の断捨離では息子ちゃんの部屋、長女ちゃんは広い部屋にお引っ越し、夫婦の部屋を確保するのが目標です。

夕食のシーンが映りました。この日の話題は「誰が一番物を持っているか?」で、お父さんの「セーノ」でお互い指を指すと、ようこさん以外はみんなお母さんを指しました。(ようこさんはお父さんを指しました)

何持ってる? と ようこさんが聞くと

長男くんが「玄関の靴を見てみ!自覚症状がない!」と指摘!

みんな大笑いです。

【ウチ、断捨離しました】空間がもったいない!

やましたさんが、ようこさんの家にやってきました。

こんにちは。やましたと申します。

玄関を入るなり、

いろんな物がぶら下がっているね。衣類がはみ出ているのかな アララ

リビングを一目見るなり、

せっかくの広い部屋をなぜこんなに狭くしている、という印象

もったいないなぁ

物が多くて広さを生かし切れていないのが残念とやましたさんは思いました。

なんでこんなにあるの?って思わなきゃ

やましたさんは、和室の押し入れのふすまと天袋のふすまを全部取り外しました。天袋には子どもが小さいころに使ったキャンプ用品が沢山入っていました。

そして押し入れの中全部を見渡しながら、こう言います。

子どもが成長しているにも関わらず、成長してないかのごとく物が詰まっている。

続いて物置部屋にいきました・・・

問題はここだよね。ものすごい物を持ってるね。

空間が死んじゃってる。物のための空間。しかも今の自分たちに必要でもない物のための空間になってて、人のための空間じゃなくなってる。

(物を持つのは)ここまでだよ、という風に決めなきゃいけなかったんだよね。

ふるいにかけずに物が入るままにしてしまったから、こうなっちゃったんだね。

寝室のはずだったんです

ここにも子どもの小さい頃の物がたくさんありました。

子どもがらみの何か、他の家族は必要としてないけど自分は捨てられないものに多分 一番・・・

確かにハードルが高いよね。でもこう思う必要があるよ。

どうしてその物を取っておきたがるんだろう。

その物を捨てられないと考える自分はどういう思いがベースになっているんだろうか。

・・・

二度と取り戻せないって思い? あのときこうしてあげられたはずなのにって悔い

忙しくて子育てに思いっきり時間をかけられる人っていない

その悔いを埋めるために その物を取っといて自分をなぐさめている物

この悔いを埋める、という言葉でようこさんは突然涙が出てしまいました。

ようこさんは大学の同級生だったご主人と結婚。大手保険会社に就職して2人を出産したあとも職場復帰して現在に至ります。

日々精一杯っていうか常に頭の中がご飯で、汚くたって何をしてたって生きていけるからとりあえずご飯みたいな・・・

ただしさん:義理のお父さんお母さんに育てられたみたいな2人ですね。保育園のころは毎日来てくれていましたね。

ご両親の手を借りての子育てでしたが、そこに疑問は感じていなかったそうです。

しかし、去年、娘ちゃんが突然高校をやめる、と言い出したそうです。

ショックでしたね。

その後、ファッションという目指す道が見つかりホッとはしたものの
ようこさんの中に初めて疑問が湧きました。

見渡せば家の中は物だらけ。自分は十分な子育てをしてきたのだろうか。

じっくり向き合ってあげる時間がなかったんだと思うんですね。

忙しさで、大事なことを教えてあげられなかったにちがいない、と後悔するようになっていました。

やましたさんが じっくり ようこさんの話を聞いた後、

断捨離は畳部屋の押入れと天袋から開始しました。

始めるとすぐに、長男くんがやってきて、やる気を見せてくれました。

でも、お父さんが息子ちゃんにストップをかけ、
まずお母さんにやらせてあげて、と言います。

お母さんが仕分けしたあとに、お父さんが二次審査をし始めました。

子どもの小さい頃のものはいらないと判断しました。

そして三次審査に長男くん。男性陣は捨てる気満々です。

次に押し入れの下に取り組むと、
そこから子どもたちの(小学校で作った6年分の)作品が出てきました。

これは保留 とようこさんは大事そうに持っています。

でも、それを見るなり息子ちゃんが、

「俺の全部捨てていいよ。」

すると、やましたさんが

残念ながらね、僕が作ったものかもしれないけど、あれはお母さんの物。

と言い聞かせます。お母さんは今すぐには処分できないので別室に持って行きました。

そして真ん中の段です。

産まれたときに着ていた物 と感慨深げに言うお母さん。
最初に履いたと見られる赤ちゃんの靴も出てきました。

あとはスッキリして空っぽになり、畳の上に出ていたお布団を全部押し入れの中に入れることができました。

入れる時もたたみ方の工夫をすることで(やましたさんの指導)、スッキリきれいに収納できました。(これ、やましたさんのこだわりですよね。ふすまを開けた時にワクワクする収納!)

おおおおおおぉぉ〜〜〜〜〜〜 と歓声があがりました。

すごいですね。早く枕カバー買いにいきたい

ようこさんも嬉しそうです。

必要な選び抜かれた物がいつも取り出しやすいところに収まるようなシステム改革だと思って。

片付けではなくシステム改革ね。

とやましたさんは帰り際に言ってました。

断捨離 7日目 家のシステム改革

断捨離開始から7日目は、キッチンの在庫を見直すことにしました。

備蓄部屋のも一緒に断捨離しました。レトルト食品も沢山出てきました。

賞味期限が切れたものを捨てていったら、ごくわずかになりました。

結婚式の引き出物やプレゼントも出てきて、それをちゃんと使うことにしました。

逆に景品などで貰ったものはすべて処分です。

ご主人は掃除に拍車がかかります。(ご主人、お掃除好きみたいですね)

終わった後、息子ちゃんがキッチンに入ってきて、戸棚を開けたり引き出しを開けたりしては 「すごい!めっちゃきれいになってんじゃん!」と大喜びです。

断捨離を続けていると、結婚式の写真が出てきました。

それをファッション通の娘ちゃんに見せると

スタッフさんが「見たことある?」と聞くと

「なーい」と返事。

「ここのデザインいいね。」

断捨離 14日目 子どもの物が捨てられない理由

いよいよ物置部屋に取り組みます。

見つけたのは粘土の入れ物。

そんなの見せられたって何かわかんないよ。

ハロウィン弁当ってかいてあるの。ちゃんと弁当になってるの。

実は先日、ようこさんはまた泣いてしまったそうなんです。

本当に悲しくなってきた。片付けていたら自然と涙が出てきて

あのとき こうしてあげられなかったなぁとか 片づけるもの見ながら

この時こうしてあげればよかった、とか思ったら バーって涙が出てきて

「どうしたの?今からでもいいんじゃない?気づいてよかったじゃん」と言ってくれたんです。

そして、

片付け券とか お手伝い券とか入った箱が出てきました。

箱の上には「ママと、バアバと、パパと、じいじ だけがつかえる けん」

箱の中には「なんでもおてつだいけん」「かたずけけん」と お子さんがひらがなで書いた紙が入っています。

そして、小学生のころのノートやドリルがいっぱい出てきましたが、これらは頑張って断捨離できました。

しかし、工作だけはどうしても捨てられず部屋の隅に。

スケジュール帳が出てきたのか

公文 プール 英語 公文 英語 野球とか週7でびっちりやってたんだ

8時くらいまで1人になっちゃうので、学校が終わった後の時間をいろんな所に行って埋めてた。その時は一生懸命で追われてる走り続けている。それが今ぐらいになって”あっ”て後悔が出てくる。

その時見られなかった物を見直したいって感じですかねぇ。

断捨離ノートを見てみると、

子供の作品を何で捨てられないのだろう
その作品を持ち帰ってきた時にいっぱい話を聞いてあげれなかった事が原因のような気が・・・
後悔・・・

などの文が書かれていました。

感傷的な気持ちを振り払うかのように おもむろに立ち上がりました。

久々にクジ引いてみましょうか

と 先程見つけたボックスを持って、ようこさんはダイニングにいるみんなに声をかけました。

いいの引いたら あなた(断捨離の)監督だよ。見てるだけでいいんだよ。

と最初引くのを躊躇していた娘ちゃんに言います。

娘ちゃんがクジを引いてみると、「肩もみ券だよ」と娘ちゃん。

お母さんは「なんでもお手伝い券」を引き、嬉しそう。。。

みんな和気あいあいで楽しそうです♪

ようこさんが娘ちゃんの肩を本当にもんであげていました。

家族の引っ越し大作戦

息子ちゃんの部屋ができて、息子ちゃんはリビングから荷物を移動します。

かなりキレイにかたづけていますよ。

息子ちゃんは「これいらない、これいらない」と決断がとっても早いです。

廊下にかかっていた息子ちゃんの洋服もお部屋に持っていったので、

家の中の突っ張りが全部取れたね とお父さん

ついに、玄関まで見通せるようになりました。

やましたさんが1ヶ月後にやってきました。

玄関に入ると、

軽くなったね〜

空気がスキッとしたね。

リビングに入ると

すごいじゃないですか

頑張ったね。

息子ちゃんの部屋が出来たおかげで

リビングには息子ちゃんの物がすっかりなくなりスッキリしました。

食料庫だった部屋は娘ちゃんの部屋になりました。

新しいミシンも新調しました。

物置部屋も、あと一歩のところまできています。

さて、問題の子どもたちの昔の作品は・・・

罪悪感もあるし、いろんな物を一緒に捨てているような

物の思い出とか

過去のこだわりよりも これからしなきゃみたいな

何が自分自身を過去に振り返らせていたんだろう

もっと子どもと接するじかんが欲しかった 作れたんじゃないか

自分がもっと努力をしていたら、もっと変えられていたんじゃないか、とようこさんは自分を責めていることがわかりました。

その場しのぎはやってきたけど、根本はちがってたんだね。でもその余裕はなかったんだよね。

でもね、

過去の悔いを繰り返し自分でよみがえらせていると、逆に今の子どもたちとの関係も失っていくよ・・・

やましたさんに励まされ作品と向き合うことにしたようこさん。

全部広げて一つ一つ子どもたちの歩みを見ていきました。

やましたさんも付き添いました。

ようこさんに作品とお別れする気持ちが出てきました。

それから2時間後、、、

はい さよならです

とようこさんは10点以下を選び抜き、それだけは残して、あとは全て断捨離できました。

卒業おめでとう! と拍手するやましたさん。

気分的にすごい軽くなった。重たく抱えていたものがちょっと軽くなった気がします。。

今からスタート!

やましたさんのお部屋から

あのクジのボックスが置いてありました。

手放したくない思い出の光景の証拠品

後悔とか不全感ゆえの物のため込み でしたよね。

今の目の前の子どもたちが自分が思い描いていたのと違う時に

後悔や不全感でそれをエクスキューズしようとしちゃうのかな。

物のため込みが子どもたちとの今の生活空間を損なっているということに全く気づいていなかったんですね。

子育ての頃を振り返るばっかりに今の子どもへの教育環境を著しく損なっていた

これに気づけたのは良かったですね。

子であるけれど 親であるけれど それぞれが それぞれの人生を歩んでいる

と思えた時に たぶんね、こういう思いは消えていくんだと思います。

 

ようこさんの家のダイニングでは

ご家族みんなが楽しくトランプをしています。

広くなったリビングに笑い声が響くようになりました。

本当の宝物は今このひと時にこそある。

ようこさんの第二の子育ては、始まったばかりです。(平泉さんのことば)

 

yumeri
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この最後の光景を見るのが私は一番好きだわ

子育てってムズカシー 働くママ後悔からの脱却を見ての私の感想

なんか、今回は自分を見ているようでした。

子どもの作品はなんでも取っておきたいし、作品を取った写真もなかなか捨てられないようこさんに自分を重ねてしまいました。

でも、不思議と子どもの方は自分の物や作品に未練はないんですよね。

これはきっと子どもは未来だけを見ているし、これから作る作品(ものに限らず全ての体験)に希望があり、もっともっといい物が作れるという期待があるからなんだと思います。

でも、反面 親の方は、子どもの作品は二度と作れない、捨ててしまったら二度と手に入らない、と思ってしまい、過去に執着してしまうのだと思います。

大人である私たちも、過去より未来だけを見つめ、空間をたくさん作って想像を広げられるようにしないといけないですよね。

ようこさんのご家族はとても仲が良く、終始安心して見ていられました。

 

yumeri
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ようこさん、

素敵なご家族に囲まれていて幸せですね♡

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【ウチ、断捨離しました】見逃し配信で見る方法

先週のを見逃してしまったら1週間だけ見られる方法があります。
私のように外国に住んでいてもTVer(ティーバー)なら見られます!

  1. ウチ、断捨離しました と検索する
  2. 一番上のところをクリックする
  3. BS朝日の公式ページが出てくるので下の方までスクロールする
  4. みのがし動画TVerをクリックする(これで完了)
yumeri
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1週間だけ見られますよ! 下⬇︎を参考にしてね♪

 



【ウチ、断捨離しました】番組概要(BS朝日公式サイトより)

ウチ、“断捨離”しました! 毎週 月曜 よる8:00~
片づけられない!捨てられない!家族の密着ドキュメント

イラスト:五月女ケイ子

年齢を重ねるに連れて増えていく「思い出の品」や「捨てられないモノ」・・・。断捨離(R)提唱者やましたひでこさんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、断捨離をスタート!モノと向き合い、「今の自分にとって大事なことは何か」と向き合うことで家族の密着ドキュメンタリー。過去5回スペシャル番組として放送し、待望のレギュラースタート!スタジオ(やましたひでこ宅)では、やましたひでこさんと断捨離の精・精さん(声:平泉成さん)が断捨離テクニックなどをお伝えします。

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来週も見逃せませんね♪



『ウチ、断捨離しました』やましたひでこさんプロフィール

 

やましたひでこさん プロフィール

一般財団法人「断捨離®︎」代表
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み応用提唱。誰もが実践可能な「自己探訪メソッド」を構築。

断捨離は人生を有機的に機能させる「行動哲学」と位置づけ、空間を新陳代謝させながら新たな思考と行動を促すその提案は、年齢、性別、職業を問わず圧倒的な支持を得ている。

『断捨離』をはじめとするシリーズ書籍は、国内外累計500万部を超えるミリオンセラー。アジア各国、ヨーロッパ各国において20言語以上に翻訳されている。

※「断捨離」はやましたひでこ個人の登録商標であり、無断商業利用はできません。

現在、BS朝日「ウチ、断捨離しました!」
<毎週月曜夜8時>レギュラー出演中。

(Amebaオフィシャルブログより引用)

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